園長からの一言
▲ミズアオイ開花(8/25) |
園内での観察会の開催や、団体での来園がなく、7月と比べて来園者数は少なくなりましたが、大変暑い日が続いたにも関わらず、個人での見学は多くありました。「しげい病院に植物園があるのは知っていたが…、(7月に新聞に掲載された)ユウスゲやナデシコの記事を見て、見学してみたくなった」と言われる見学者の方が多く、先月までの新聞掲載の効果が徐々に現れてきているようです。
21日にはぁもにぃ倉敷で開催した文化講演会にも85人もの来聴者がありました。「クレマチス」という比較的分かりやすいテーマであったこと、しげい病院、はぁもにぃ倉敷より、広報に力を入れていただいた効果があったように思います。8月にも新聞、地域情報誌等に紹介されており、関連した問合せが増えてきています。より市民の方に親しまれる植物園となるよう努めたいと思います。
なお、園内では8月下旬よりミズアオイやイヌハギなど、秋の花が徐々に咲き始めています。
来園者(見学者)総数:69名
見学・観察会等 | |
8/4 | 見学3名(倉敷市2、岡山市1) |
8/6 | 見学1名(総社市) |
8/7 | 植物園を楽しむ会(創和会 関係者向け観察会) 8名 |
8/10 | 植物寄贈1名(岡山市) |
8/13 | 植物調査1名(広島市植物公園よりヤチシャジンの調査 )/倉敷昆虫同好会 定期昆虫調査2名 |
8/17 | 見学4名(倉敷市2、総社市2) |
8/19 | 見学4名(総社市) |
8/25 | 見学2名(倉敷市) |
8/26 | 見学4名(倉敷市3、総社市1) |
8/27 | 倉敷昆虫同好会 定期昆虫調査3名 |
8/28 | 見学2名(岡山市) |
8/31 | 見学2名(倉敷市) |
その他の来園者、見学者 | |
昆虫調査(自主調査)…3日2名、9日2名、18日2名、25日2名(夜間採集) | |
ボランティア・・・のべ16人 |
園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
8/20 | 自然体験教室「津黒の川遊び教室」(真庭市) 参加者44名(真庭市 津黒いきものふれあいの里 主催、倉敷市立自然史博物館友の会共催)サブ講師として参加。野外活動時の注意事項、安全確保等について指導。 |
8/21 | 文化講演会「岡山県のクレマチス」(はぁもにぃ倉敷)講演 参加者85人 |
「標本の名前を調べる会」(倉敷市立自然史博物館)参加、植物標本を寄贈。古屋野名誉園長が講師として招聘 | |
8/23 | 岡山県野生生物調査検討会 植物部会 出席。希少野生動植物保護条例の希少野生生物の指定候補種の検討など。 |
外部団体からの依頼・打ち合わせ・園外調査など
8/5 | ヤチシャジンの過去の自生地調査 |
マスコミ取材、情報提供など
8/3 | 朝日新聞東京本社 報道局科学部より、ヤチシャジンの取材に来園。→掲載未定 | ||
8/17 | 山陽新聞倉敷市局より、連載記事「このまちこのシゴト」について取材。→ 28日朝刊 倉敷都市圏版に掲載 | ||
8/25 |
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地域情報誌「Osera 爽秋号」発売、「おかやま行動する人々」にて紹介される。 |
園内の管理作業など
温室エリア | |
堆肥 積み替え作業/草刈り作業(温室エリア内、植物園隣接の市道)/外来植物、難駆除雑草に除草剤スポット散布/草取り作業(水生植物プランタまわり、温室内)/ホトトギス植替え(文化講演会プレゼント用)、ポットへ小分け/合併浄化槽 バキュームカーによる清掃作業(30日) | |
湿地エリア | |
外来種(アレチヌスビトハギ等)除草剤スポット散布 | |
その他 | |
8/26 | ツメレンゲ移植のため、しげい病院南館 屋上庭園にて準備作業(セダム移植、ツメレンゲ用用土準備) |
その他(貴重植物の受け入れなど)
8/3 | ミズトラノオ(環境省RL:絶滅危惧Ⅱ類、岡山県RDB:野生絶滅)、植物園にて栽培していたものが絶えたため、岡山県自然保護センターに株分けしていたものを里帰りさせていただいた。 |
8/4 | しげい病院デイサービス利用者より、果実の付いたヒイラギの小枝を頂く。ヒイラギの果実は野生では比較的珍しいため、資料的価値があると考えて標本とした。今後、標本は倉敷市立自然史博物館に寄贈予定。 |
8/10 | ノカンゾウ(県内産)寄贈受入 |