園長からの一言
▲ヤチシャジン(7/30) |
真夏日の続く暑い月となりました。それにも関わらず、見学者は月初めから比較的多かったのですが、中旬以降、ユウスゲ、ナデシコ類の話題などが山陽新聞に掲載された所、かなりの問い合わせや見学申し込みがあり、対応で嬉しい悲鳴をあげています。17日の夜に開催した「ユウスゲ観察会」では、山陽新聞での紹介が前日だったにもかかわらず、55人もの参加者があり、昆虫館の岡本副館長による灯火採集デモンストレーションの応援もあり、盛況のうちに観察会を終えることができました。植物園内では、オグラセンノウ、ヌマトラノオがほぼ終わり、7月中旬ごろからは温室の中と湿地の片隅で、植物園を代表する植物のひとつ、ヤチシャジンが咲きだしました。8月中旬にサギソウが咲きだす頃まで、見学者の目を楽しませてくれそうです。
来園者(見学者)総数:153名
見学・観察会等 | |
7/3 | 見学8名(岡山市、倉敷市、浅口市)/倉敷昆虫同好会 定期昆虫調査1名 |
7/4 | 来園2名(植物寄贈、倉敷市、岡山市) |
7/8 | ツメレンゲ定植ボランティア1名(久米南町) |
7/15 | 見学3名(倉敷市) |
7/16 | 見学3名(滋賀県、倉敷市)/来園1名(植物寄贈、岡山市) 倉敷昆虫同好会 定期昆虫調査3名 |
7/17 | 見学18名(広島県世羅町 せら夢公園サポーターズクラブ) |
「ユウスゲ観察会」55名(倉敷市立自然史博物館友の会共催) | |
7/22 | 見学3名(倉敷市) |
7/23 | ボランティア希望見学1名(岡山市)、見学2名(倉敷市) |
7/28 | 見学9名(倉敷市、総社市) |
7/30 | 見学2名(倉敷市)/倉敷昆虫同好会 定期昆虫調査2名 |
7/31 | 見学1名(岡山市) |
その他の来園者、見学者 | |
昆虫調査(自主調査)…5日2名、13日2名、17日1名(夜間採集)、21日2名、26日2名 | |
ボランティア・・・のべ15人 |
園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
7/2 | 自然観察会「新庄村の湿原めぐり」講師招聘(真庭郡新庄村)参加者13名(真庭市 津黒いきものふれあいの里 主催) |
外部団体からの依頼・打ち合わせ・園外調査など
7/6 | 自然史博物館友の会と共に、美観地区の旧家の屋根に生育していたツメレンゲ(環境省RL:準絶滅危惧)の救出作業(植物園にて仮植え中、近日中にしげい病院屋上に定植予定) |
マスコミ取材、情報提供など
7/1 | 山陽新聞より倉敷市加須山のミズアオイ自生地にてミズアオイの開花について取材 →10日朝刊 倉敷都市圏版に掲載 |
7/4 | 「Osera」の「おかやま行動する人々」への掲載打診・取材 → 9-10月爽秋号(8月25日発売予定)に掲載予定 |
7/6 | 山陽新聞よりツメレンゲ救出作業時に取材 →7日朝刊 倉敷総社圏版に掲載 山陽新聞より園内ユウスゲについて取材 →16日朝刊 倉敷都市圏版に掲載 |
7/15 | 倉敷市役所記者クラブへ「ユウスゲ観察会」についての情報提供 |
7/22 | 山陽新聞より植物園内のナデシコ類について取材 →27日夕刊一面、28日朝刊 倉敷都市圏版に掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア | |||
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湿地エリア | |||
草刈り作業(遊歩道、ユウスゲ植栽地周辺)/樹木枝 整理・焼却 | |||
その他 | |||
7/4 | しげい病院・研究所付属病院からの依頼により、七夕用の笹を採取、寄贈。 |
その他(貴重植物の受け入れなど)
7/6 | ツメレンゲ(環境省RL:準絶滅危惧)、受入(倉敷市美観地区産、預かり) |
随時 | 植物園WEBサイト更新 4日:「植物園の四季」、「植物園だより(6月の活動)」、15日:「園内花アルバム(ヤチシャジン)」、28日「植物園だより(ユウスゲ観察会を開催しました)」更新 |
随時 | しげい病院1F 植物園コーナー更新 「おかやまの植物」パネルを「ヤチシャジン」に、「植物園の四季」パネルを更新 |