7月17日(日)18:30より、倉敷市立自然史博物館友の会との共催で、昨年に続いて2回目となる「ユウスゲ観察会」を植物園にて開催しました。前日(土曜日)の新聞に植物園のユウスゲの紹介記事が掲載されたこともあり、55人の参加者がありました。
当日は昼間こそ暑かったものの、夕方になると涼しい風が吹いて来て、まさに夕涼み気分での観察会となりました。温室エリアで開会あいさつをしたのち、まだ明るいうちに湿地エリアに移動し、オグラセンノウやヌマトラノオ、コオニユリなどの花を観察しました。その後、温室エリアに戻って夕闇せまる中、鮮やかなレモンイエローの花を開いたユウスゲの花や、スズメガの仲間がユウスゲの花の蜜を吸いに来ている様子を観察しました。
すっかり暗くなった後は、倉敷昆虫館の岡本副館長のライトトラップ(灯火採集)のデモンストレーションと採集方法についての説明があり、子どもたちは興味津々で話を聞いていました。
そのほかにも、レースの様な花びらをもつカラスウリなどの夜に咲く花を観察して解散となりましたが、時間に追われての観察会でしたので、「もっとゆっくり、色々な花を見せて欲しい!」と、参加者の方々からは不満!?の声が上がっていました。
植物園では、事前に見学予約をしていただければ、どなたでも園内の見学をして頂くことができます。また、植物採集の指導や生き物探しなど、夏休みの自由研究の相談も受け付けますので、小学生の子供さんをお持ちの方もぜひ親子連れでご来園ください。
▲開会あいさつ | ▲湿地で解説中 |
▲ユウスゲの解説中 | ▲岡本副館長による灯火採集デモ |