園長からの一言
▲オキナグサ開花(3/19) | ▲倉敷昆虫同好会 第1回 昆虫調査(3/26) |
このたびの東日本大震災の被災者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。植物や自然保護に携わる立場の人間で、東北の豊かな自然・風土を愛さない人間はおりません。一日でも早く、被災地が復興し、東北の自然を共に楽しめる日が来ることを願っております。また、そのために植物園としても微力ではありますが可能な支援活動を行っていきたいと思っております。
植物園内では3月下旬より温室内の植物が次々と芽吹き始め、温室外ではオキナグサが開花を始めました。湿地エリアでは、湿地に覆いかぶさっていた樹木枝の伐採工事が完了し、湿地の光環境が改善されましたので、同時に様子を見ながら、湿地の乾燥化対策として流路調整をし始めたところです。また、26日より、倉敷昆虫同好会による園内の昆虫調査が始まり、その成果に期待しています。
来園者(見学者)総数:37名
観察会等 | |
3/26 | 倉敷昆虫同好会 植物園昆虫調査 9名 |
その他の来園者、見学者 | |
3/13 | 来園2名(創和会 関係者) |
3/20 | 見学5名(久米南町) |
3/23 | 来園2名(木製長椅子 寄贈)、見学2名(岡山市) |
3/26 | 見学1名(倉敷市) |
3/31 | 見学2名(総社市)、来園1名、昆虫調査1名(倉敷昆虫同好会) |
ボランティア・・・のべ22人 |
園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
3/8~11 |
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3/12 | しげい病院 文化講演会 「虫をつかまえる草のはなし ~岡山県の食虫植物~」講演。参加者37名。 | ||||
3/13 | 倉敷の自然をまもる会・倉敷市立自然史博物館友の会 自然観察会 「早春の食べられる野草を探そう」(倉敷市西坂)講師として参加。参加者136名。 | ||||
3/27 | 倉敷市・倉敷市立自然史博物館友の会「ミズアオイの種まき会」(倉敷市加須山)参加。植物園ボランティアさんが増殖した同所産のミズアオイの種子を提供した。参加者36名。 |
外部団体からの依頼・打ち合わせなど
3/12 | タンポポ調査・西日本2010報告書 完成。岡山県部分を狩山俊悟(倉敷市立自然史博物館)、地職恵(岡山県自然保護センター)、片岡が共著。 |
3/19 | 埼玉県さいたま市より、片岡が原稿を執筆した「さくらそう通信 Vol.26」の送付。 |
3/26 | 京都大学大学院の学生さんより修士論文の送付。ミツガシワの植物体内に共生する菌類についての研究で、岡山県内のミツガシワ(植物園のものを含む)を研究サンプルとして提供した。 |
マスコミ取材、情報提供など
特になし |
園内の管理作業など
温室エリア | ||
温室内植物植替え(ミズギボウシ、大賀ハス、ホトトギス、フシグロセンノウ、シギンカラマツなど約8種類)/栽培用砂 熱湯消毒、ふるいかけ/外来植物(外来タンポポなど)駆除作業(除草剤塗布)/温室 多目的スペース、側面ガラス清掃 | ||
湿地エリア | ||
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その他 | ||
文化講演会にて配布したサワギキョウ種子の配布準備など |
その他(貴重植物の受け入れなど)
随時 | 植物園WEBサイト更新 1日「植物園だより(外来植物はどんな植物?:金光学園中学生見学の報告)」、2日「植物園だより(2月の活動)」、4日「現在の見ごろ植物」、7日「植物園の四季」、9日「園内花アルバム(オキナグサ)」、24日「東北地方太平洋沖地震」の被災地への応援メッセージを掲載 |
随時 | しげい病院1F 植物園コーナー更新 「おかやまの植物」パネルを「オキナグサ」に、「植物園の四季」パネルを更新。 |
3/2 | イヌノフグリ(環境省RL:絶滅危惧Ⅱ類、岡山県RDB:準絶滅危惧)寄贈受入(岡山市産、岡山市の方より) |