園長からの一言
▲雪の降る風景(温室エリア:2月12日) | ▲ヤマザトタンポポ |
▲ジョウビタキ(雄) | ▲ジョウビタキ(雌) |
そろそろ暖かくなると予想していましたが、思いもかけず降雪、積雪があるなど、天候に悩まされた月でした。下旬になると春の様な暖かさの日もあり、温室エリアではツクシも顔を出したほか、温室内ではヤマザトタンポポが咲きだすなど、春の足音が聞こえて来ているように思います。
8日には金光学園の中学生が見学に来園されました。ほとんど咲いている花もありませんでしたが、質問なども熱心にしてくれ、無事に終えることができました。園内では温室エリアにジョウビタキのメスが、湿地エリアにオスがそれぞれ居着いていたのですが、先日、カップルになって温室エリアのサクラの枝に止まっていました。彼らには一足早く、春が来たようです。
来園者(見学者)総数:46名
観察会等 | |||||
2/27 |
|
||||
その他の来園者、見学者 | |||||
2/3 | 見学1名(倉敷市) | ||||
2/5 | 見学1名(倉敷市) | ||||
2/8 | 見学9名(金光学園中学高等学校より、「探究」授業の施設見学で中学3年生8名、引率教諭1名が来園) | ||||
2/9 | 見学1名(倉敷市) | ||||
2/16 | 見学1名(倉敷市) | ||||
ボランティア・・・のべ22人 |
園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
2/13 | 岡山県植物誌研究会 第1回会合(立ち上げ会)出席(岡山大学資源植物科学研究所)。一般参加者を対象に、植物の採集法の実演・解説を行った。 |
2/20 | 岡山県植物誌研究会 講演会 出席(岡山大学資源植物科学研究所)。カヤツリグサ科の分類の新知見について。 |
外部団体からの依頼・打ち合わせなど
2/4 | 倉敷の自然をまもる会理事会(倉敷市役所)出席。3月13日の自然観察会「早春の食べられる野草を探そう」へ講師として参加することに。次号の会報表紙の写真と解説文の執筆を依頼された。 |
岡山県郷土文化財団より、会報「きび野」の「岡山県の自然シリーズ」コーナーへの執筆依頼。 |
マスコミ取材、情報提供など
山陽新聞に植物園ボランティアの募集について掲載があったとボランティアさんから情報あり。中国新聞でも掲載があった模様(新聞社間の連携によるものと思われる)。掲載日は両誌とも把握できず。 |
園内の管理作業など
温室エリア | |
温室内植物植替え(キビヒトリシズカ、ヤチシャジン、クシバタンポポ、ヒメナミキなど約15種類)/落ち葉・枯れ草等集めて焼却/栽培用砂 熱湯消毒、ふるいかけ/オキナグサ植栽地 ロープ張替え | |
湿地エリア | |
湿地内の草刈り、草集め、焼却/樹木植栽地に侵入したモウソウチクを伐採/ユウスゲ植栽地ロープ張り | |
その他 | |
2/17 | 3月に行う文化講演会「虫をたべる草のはなし」準備のため、倉敷市立自然史博物館にて標本の閲覧、写真の撮影/文化講演会 テキスト執筆。 |
その他(貴重植物の受け入れなど)
随時 | 植物園WEBサイト更新 1日「植物園の四季」、2日「植物園だより(1月の活動)」、7日「植物園の四季」・「園内花アルバム(キビヒトリシズカ)」 |
しげい病院1F 植物園コーナー更新 「おかやまの植物」パネルをキビヒトリシズカに、「植物園の四季」パネルを更新。 |