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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

10月の活動(2010.11.5)

園長からの一言

スイラン
▲スイラン

急に気温が下がり、秋らしくなりましたが、夏の猛暑の影響と思われることが園内でもいくつか見られた月でした。特に、園内の湿地ではスイラン、サワギキョウ、サワヒヨドリが古屋野前園長いわく、「開園以来最も見事に」咲いていたのが印象的でしたが、これらはいずれも本来ならば8月下旬ごろから咲き始める花期の長い花ですが、9月上旬まで高温が続いたために開花が遅れ、10月に一度に咲いたものと推測されます。猛暑の置き土産とも思える出来事でした。来園者はマスコミの取材等含めて、若干増加しました。植物の写真などを持って、質問に来園される方が増えてきているように感じています。

 

来園者(見学者)総数:22名
観察会等
特に開催せず
その他の来園者、見学者
10/9 ボランティア(草取り・植物種子集め)3名
10/20 ボランティア(草取り・草集め)2名
10/22 マスコミ取材1名、見学2名
10/27 マスコミ取材1名
10/29 見学4名
10/30 見学4名
10/31 見学4名

 

園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
10/7 倉敷ロータリークラブ例会にてスピーチを行う(タイトル:「自然保護“暴”論!」)
10/25 新見市の国有林における植物調査新見市の国有林における植物調査(倉敷市立自然史博物館友の会メンバーと共同)

 

外部団体からの依頼・打ち合わせなど
10/16 岡山県みどりの大会2010岡山県自然保護センターにて行われた「岡山県みどりの大会2010」(主催:岡山県・和気町・(社)岡山県緑化推進協会)にて、重井薬用植物園監修として、生物多様性についての体験型展示が行われた。
10/28 東京の出版社より農業高校向け教科書への写真提供依頼があり、写真データを提供した。

 

マスコミ取材、情報提供など
10/21
サワギキョウ
▲サワギキョウ
植物園湿地エリアにてスイラン・サワギキョウ・サワヒヨドリなどが開園以来の満開となったため、マスコミ向けに情報提供を行った。

 

園内の管理作業など
温室エリア
温室周辺・観察路・圃場草刈り・焼却/樹木の実生・切り株からの萌芽などを伐採、除草剤塗布(伐採だけでは再生するため)/ミズアオイ、ユウスゲ、ヒオウギ、タヌキマメ、ヒメナミキ、ホソバヤマジソなど種子採集/温室内草取り/温室内植物植え替え・廃棄作業/栽培用砂の熱湯消毒、ふるいかけ作業(2回)/新規受入植物植えつけ・播種作業
湿地エリア
湿地内の樹木(サクラバハンノキ・ヤナギ類)の一部に除草剤塗布(個体数抑制が目的)/観察路、木道周辺など草刈
その他
刈り払い機不調(ビニールひもの巻き込み、ボルト摩耗など)のため、整備作業

 

その他(貴重植物の受け入れなど)
随時 植物園ウェブサイト更新
10月14日「植物園の四季」、10月15日「植物園だより(8月・9月の活動」、10月18日「現在の見ごろ植物」「お知らせ」
10/20 しげい病院1F 植物園コーナーについて「岡山の植物」パネルをホソバヤマジソに更新、「植物園の四季」パネルを追加。
10月下旬~
シリブカガシ
▲シリブカガシ
第10回「11月3日は自然史博物館まつり」重井薬用植物園・倉敷昆虫館コーナーのための準備。来場者プレゼント用のシリブカガシのドングリ採集・袋詰め、蒜山産アサツキ球根の袋詰め、体験用のひっつきむし(オオオナモミ・アレチヌスビトハギ・アメリカセンダングサ)の果実等採集、小道具作成。

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