園長からの一言
植生学会、日本緑化工学会の2つの学会への参加、県北部での湿原保全活動へ参加するなど、植物園を留守にすることが多く、園内の管理になかなか時間が割けなかったうえ、9月初旬は猛暑が残り、植物への影響が心配されましたが、下旬になると降雨もあり、ようやく秋の草花にも元気を取り戻してきているようです。今年はダメかと思われた、温室周囲のナンバンギセルも9月下旬にようやく開花を確認することができました。下旬の降雨以降、暑さにじっと耐えていた植物たちがようやく元気を取り戻してきているようです。
来園者(見学者)総数:26名観察会等 | |
特に開催せず | |
その他の来園者、見学者 | |
9/15 | 見学者2名(ミズアオイ観察) |
9/27 | 見学者3名(園内) |
9/29 | 見学者1名 |
園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘など
9/11 ~13 | 植生学会第15回大会(札幌市)参加、共同研究者による研究発表 |
9/18 ・20 | 岡山県真庭郡新庄村 岡山県自然保護センター主催の湿原保護活動に参加 |
9/19 | 倉敷市加須山「ミズアオイ観察会~自生地周辺の生物多様性~」(倉敷市主催)参加者73人 |
9/22 | 倉敷市曽原 倉敷美しい森内の湿地にて外来食虫植物の除去作業(倉敷市環境政策課と共同) |
9/25 ・26 | 第41回日本緑化工学会大会(岡山大学)参加 |
マスコミ取材、情報提供など
9/9 | 山陽新聞倉敷都市圏版、吉井川堤防で岡山市内では31年ぶりに確認されたハマウツボ(環境省RL:絶滅危惧Ⅱ類、岡山県RDB:絶滅危惧Ⅱ類)についての記事が掲載。 |
園内の管理作業など
温室区画 |
地区内 草刈り/ため池堤防 タヌキマメ生育地 草取り/水生植物ポット内部、周辺 草取り/ため池内部ガマ刈り取り、焼却/ため池内部のミツガシワの一部に除草剤塗布(生育面積の抑制のため)/一部の樹木枝剪定 |
湿地区画 |
湿地内のハンゲショウ、サクラバハンノキに除草剤塗布(湿原全面に増殖しており、他の植物に悪影響を及ぼすようになったため、個体数の抑制が目的として実施) |
その他(貴重植物の受け入れなど)
9/1 | しげい病院、倉敷昆虫館とともに、倉敷市立自然史博物館友の会に入会(賛助会員) |
9/13 | しげい病院内の「植物園コーナー」をリニューアル |