6月15日(火),倉敷ユネスコ協会の方々6名が見学に来園されました。あいにくの雨模様だったため,温室内とその周辺の植物を中心に観察していただきました。
前日の「やまもも会」の見学の際にも見ていただいたマルバコウツギ(岡山県RDB:絶滅危惧Ⅱ類)やミズキ,ホソバキスゲとユウスゲの雑種と推定されるヒルザキユウスゲ(仮称)を見ていただいた後,ふと園内を眺めると,前日には咲いていなかったトウカンゾウの花が咲いていましたので,ユウスゲ系のレモンイエローの花色との違いを観察していただくことができました。
雨もやみそうにないので,湿地のある区画(B地区)の観察は断念し,古屋野前園長に,温室展示スペースにて植物園の沿革などを解説していただいている間に,ため池の中に群生しているミツガシワの株を少し採取してお土産として持ち帰っていただきました。
雨のために湿地を見ていただくことができず,こちらとしても残念な見学になりましたが,ぜひまた天候のよい時期に見学にきていただければと思います。
▲あいにくの雨模様のため,温室内で植物園の沿革を聞く。 | ▲この日,今年初めて咲いたトウカンゾウ。 |