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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

12月の活動(2017.1.21)

園長からの一言

26日:温室エリア入口前に設置した門松 15日:落葉の中で赤い実をつけたヤブコウジ
26日:温室エリア入口前に設置した門松 15日:落葉の中で赤い実をつけたヤブコウジ

気が付けば、2016年も終わりを迎える時期となりました。12月は、予定していたイベントは、「植物園を楽しむ会」だけだったのですが、倉敷市立自然史博物館の特別陳列で、2014年12月に当園より寄贈した、古屋野名誉園長の標本コレクションの中から貴重な標本が展示されていましたので、名誉園長、博物館側と相談し、急きょ、展示室でのギャラリートークを開催しました。倉敷川の支流、吉岡川畔にミズアオイが群生していたころの思い出、植物を学ぶことの面白さなど、1時間にわたって、名誉園長の熱いトークが繰り広げられました。2014年の植物園開園50周年の際に、名誉園長からはかなり聞き取りをしたのですが、植物園以外の県内の自然のことなど、まだまだ聞いておかなければならないことがあると痛感しました。

また、園内の管理作業についても、冬仕事を始めています。例年ならば、中旬ごろからは湿地内部の草刈りにとりかかるのですが、今年はタイミング悪く、11月末に刈払機が故障して修理に出していましたので、温室内のポット植えの植物の植え替えや、チェンソーを使って、寿命が近くなったモウソウチクの間伐作業、湿地周辺の立木の伐採、低木の下刈りなどを先に行っています。

23日には、いつも管理作業を手伝っていただいている、ボランティアの皆さんの慰労と懇親を兼ねて、そば打ちと餅つきの会を開催しました。会の終わりには、ボランティアさんの仕事納めとして、植物園内のモウソウチク、チョウセンゴヨウ(五葉松)、ウメ、マンリョウなどを使って門松を製作してもらい、を年末年始、温室エリアの入り口に飾らせて頂いています。

 

来園者(見学者)総数:39
見学・観察会等 (18名)
12/2 来園2名(山田養蜂場 みつばち健康科学研究所 2名,研究について相談に来園)
12/12 来園1名(龍泉寺の自然を守る会会長、活動状況の近況報告に来園)
12/15 来園1名(植物園ボランティアの方、アルミ脚立寄贈に来園)
12/20 20日:植物園を楽しむ会「クリスマスカラーの木々を楽しむ」定例観察会「植物園を楽しむ会(クリスマスカラーの木々を楽しむ)」開催,参加者14名
その他の来園者、見学者
ボランティア・・・のべ21名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
12/4 4日:倉敷市立自然史博物館 自然観察会「おかやま自然探訪52」倉敷市立自然史博物館 自然観察会「おかやま自然探訪52」参加(総社市)
12/11 11日:古屋野名誉園長によるギャラリートーク(倉敷市立自然史博物館)倉敷市立自然史博物館 特別陳列「新着資料展2016」の関連イベントとして古屋野名誉園長によるギャラリートーク 開催(倉敷市立自然史博物館)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
12/26 岡山県 野生動植物調査検討会 植物部会(第4回) 出席(岡山県庁)

 

マスコミ取材、情報提供など
12/4 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(タンキリマメ)掲載
12/6~8 8日:冬枯れの湿地に残るコオニユリの花茎IVSテレビ制作株式会社(東京都)より、コオニユリ花茎の写真提供依頼。
→25日放映 毎日テレビ系「鉄腕!DASH!!」内で資料映像として写真2点が使用された。
12/11 古屋野名誉園長のギャラリートーク(倉敷市立自然史博物館)に、山陽新聞より取材

→13日付 朝刊 倉敷・総社圏版に記事掲載

12/15 山陽新聞倉敷本社 記者「重井薬用植物園の四季」用植物写真撮影・取材
12/18 7日:果実が割れて、赤い種子がのぞいたツルウメモドキ山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ツルウメモドキ)掲載
12/22 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ノグルミ)掲載
12/28 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ヤブコウジ)掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
植物植え替え(サクラソウ、タンポポ類、テンナンショウ類、カメバヒキオコシ、アワモリショウマ、ダイモンジソウ、シギンカラマツなど約15種)/池内部ヒメガマ 刈り取り/刈取ったヒメガマの結束、「くろ」作り/樹木剪定(コブシ、クマノミズキ、トウネズミモチなど)/クチナシ果実 収穫/外来植物駆除作業(外来タンポポ、ウスベニチチコグサ)/百葉箱 設置/水生植物プランター移動(防草シート張替え作業準備)/栽培用 砂 熱湯消毒
湿地エリア
立木 伐採/竹林内 低木下刈り/モウソウチク 伐採・枝打ち/伐採木竹 焼却/落ち葉かき/樹木落枝 収集・集積
その他
  • 2日・16日:古屋野名誉園長より古い写真等について聞き取り(倉敷昆虫館にて)
  • 23日:植物園ボランティア慰労・懇親会(そば打ち・餅つき会)・門松製作

23日:植物園ボランティア慰労・懇親会 23日:ボランティアさんによる門松製作風景

  • 木鎌・平鍬 柄の交換修理
  • 種子採集・精選作業(ミズアオイ、ヤマジソなど)
  • 1月楽しむ会 とんど焼き準備作業(モウソウチク玉切りなど)

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 9日:植物園産 クチナシ果実 無料配布上旬:植物園産 クチナシ果実をしげい病院・附属病院に寄贈し、受付にて無料配布
    • 24日:植物園ボランティアの篤志4,450円を、しげい病院のユニセフ募金へ寄付
  • 外部→植物園
    • 11日:ハトムギ種子(栽培品) 寄贈(総社市の方より)
    • 15日:不要になったアルミ三脚脚立 寄贈(植物園ボランティアの方より)
    • 18日:カラタチバナ(栽培品)寄贈(植物園ボランティアの方より)
随時 植物園WEBサイト更新
  • 8日:「お知らせ」(古屋野名誉園長のギャラリートーク告知)
  • 9日:「現在の見ごろ植物」(シマカンギク・サネカズラ)
  • 18日:「お知らせ」(1月楽しむ会開催要項)
  • 22日:「植物園だより」(11月の活動)/「園内花アルバム」(シラキ 改訂)
  • 23日:「現在の見ごろ植物」(マンリョウ、シロノチリツバキ)

 

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