園長からの一言
17日:たき火跡に吸水に集まったツマグロキチョウ | 25日:干上がった湿地エリア下池 |
上旬から大変暑い日が続いたうえ、まとまった雨も降らず、25日頃には湿地エリアの下池が干上がってしまいました。この池は湿地からの流出水を溜めている浅い池ですが、この池が干上がるということは湿地にも水が無くなったということです。少し焦って思わず天を仰ぎましたが、願いが通じたのか、その晩にはゲリラ豪雨がちょうど植物園周辺で降り、あっという間に水量が回復しました。
月末になると、台風の影響もあってか、はっきりと涼しくなり、湿地周辺では、ミズトンボやワレモコウの花も咲き始めるなど、秋の気配も感じるようになりました。来園者については、暑い上に、それほど花の種類も多くない時期ということで、7月に比べて人数は少なくなりましたが、「山の日」で祝日となった11日に、「植物園を楽しむ会」を「さんぽのすゝめ~「山歩」を楽しむ」と題し、暑さを避けて朝8時から開催しましたが、早めの時間帯にも関わらず、35名の参加者がありました。今回は山に登るのではなく、自然を楽しみながら自分のペースで歩く、「山歩き」を楽しむことを提案させていただき、ゆっくり歩きながらでないと目に付かない、ススキの株元に隠れたナンバンギセル(白花)などを楽しみました。
来園者(見学者)総数:74名
見学・観察会等 (45名) | |
8/4 | 山陽新聞倉敷本社 記者 来園(「重井薬用植物園の四季」用植物写真撮影のため) |
8/8 | 見学1名(倉敷市) |
8/11 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(さんぽのすゝめ~「山歩」を楽しむ)」開催(8-10時),参加者35名 |
8/18 | 見学3名(神奈川県1,大阪府2) |
8/19 | 見学2名(岡山市1,神奈川県1) |
8/14 | 来園1名(倉敷昆虫館 職員 岡野氏,ツマグロキチョウの確認に来園) |
8/25 | 見学2名(兵庫県) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ29名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
8/21 | 倉敷市立自然史博物館「自然の標本なんでも相談会」(倉敷市中央 自然史博物館)種子植物講師の一人として招聘 |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
8/13 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
マスコミ取材、情報提供など
8/4 | 山陽新聞倉敷本社 記者「重井薬用植物園の四季」用植物写真撮影・取材 |
8/11 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ヒオウギ)掲載 |
8/14 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ミソハギ)掲載 |
その他 | (株)エリアクリエイト発行「おかやま遊びのおもしろ便利BOOK」に、植物園の紹介記事と園内の写真が掲載(発行日:7月10日)。 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り(刈払機)作業(園地,水草プランター置き場周囲,観察路,市道法面,南側フェンス外部)/除草(手刈り・引き抜き)作業(フジバカマ植栽地,オキナグサ植栽地,温室南フェンス沿い,温室内通路)/除草・刈草 収集・焼却/除草作業で抜いたカワラケツメイをお茶用に陰干し/フェンス沿いノブドウなどツル切り/プランター水やり作業/植物植栽場所 竹杭・ロープ補修/エビヅル・サンカクヅル 温室南側棚 つる誘引作業/植物苗 植え替え作業(オキナグサ)/除草剤散布(事務所周辺,水草プランター置き場) |
湿地エリア |
草刈り(刈払機)作業(ユウスゲ前広場,民家隣接地,竹林,観察路,湿地東フェンス外部,妙見谷池堤防~A地区通路)/除草・刈草 収集・焼却/植物植栽場所 竹杭・ロープ補修/外来植物 駆除作業(シンテッポウユリ,アレチヌスビトハギに除草剤塗布) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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