園長からの一言
30日:ヤチシャジンの花 | 26日:コオニユリとウチワヤンマ |
上旬から中旬まではよく雨が降り、盛んに雑草が成長するので、園内の草刈りに追われていましたが、ヤチシャジンについては、ここ数年、イナゴの幼生などに花茎をかじられて開花数が減ってしまうことが多かったのですが、今年は降雨が多かったために昆虫があまり活動しなかったのか、花茎をかじられずに済み、例年になくよく花を咲かせていました。
18日頃に梅雨明けをした後には、今度は猛暑に苦しめられるようになりました。日中、特に午後には連日気温が30度を超え、熱中症の心配がありますので、見学者の方には、基本的に午前中、できれば9時からなど、できるだけ早い時間帯に来園いただくように見学予約の際に案内しています。定例観察会「植物園を楽しむ会」、倉敷昆虫館との合同観察会「ひかりにあつまれ!夜の昆虫観察会」についても昼間を避けて、夜間観察会としていますが、普段とは違う植物園を楽しむことができるせいか、毎年人気の観察会となっています。「夜の昆虫観察会」では、ライトトラップに加えて、園内の樹液が出ている樹木での昆虫探しを行ったところ、数匹のカブトムシが樹液に飛来しているのに出会うことができ、参加した子供たちも、感動していたようです。
来園者(見学者)総数:134名
見学・観察会等 (109名) | |
7/3 | 総社市 中央公民館 総社分館 見学 11名/見学3名(倉敷市) |
7/6 | 日本植生株式会社 職員来園(津山市,社会貢献活動について相談) |
7/8 | 来園1名(岡山市,植物寄贈に来園) |
7/10 | 見学3名(倉敷市)/来園1名(倉敷市) |
7/13 | 見学2名(岡山県立井原高校 園芸科 生徒1名,教員1名,オキナグサなど希少植物の保護・保全の考え方について指導) |
7/23 | 山陽新聞倉敷本社 記者 来園(「重井薬用植物園の四季」用植物写真撮影のため) |
定例観察会「植物園を楽しむ会(花咲く夕べを楽しむ)」開催(18-20時),参加者24名
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7/24 | 見学1名(岡山市) |
7/26 | 倉敷民主会館 自然観察会 見学7名 |
7/30 | 見学2名(倉敷市)/自然観察会「ひかりにあつまれ!夜の昆虫観察会」開催(19-21時),参加者52名(うち子供28名)
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その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ25名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
7/1 | 外来食虫植物 引き抜き駆除作業(総社市) |
7/2 | 自然観察会・保全活動「夏の草原保全と観察会」(真庭市蒜山上徳山 サクラソウ自生地) |
7/20 | ミズアオイ自生地 草刈り保全活動(倉敷市加須山) |
7/28 | 倉敷市 自然保護監視員 研修会 講師(倉敷市曽原 倉敷美しい森 |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
7/8 | 倉敷市環境審議会 出席(倉敷市環境学習センター) |
7/9 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
7/20 | 岡山県野生動植物保護条例 指定希少動植物(ミズアオイ)巡視員 委嘱式 出席(備中県民局) |
倉敷の自然をまもる会 理事会(倉敷市役所) |
マスコミ取材、情報提供など
7/23 | 山陽新聞倉敷本社 記者「重井薬用植物園の四季」用植物写真撮影・取材 |
7/27 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ヤチシャジン)掲載 |
7/30 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ノコギリソウ)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り(刈払機)作業(温室北広場,西側フェンス沿い,池北側ユウスゲ植栽地周辺,池北~東側,圃場,市道)/除草(手刈り・引き抜き)作業(水草等プランター内部,ホソバヤマジソ,オキナグサ,エヒメアヤメ植栽地,池東側カザグルマ植栽地)/除草・刈草 収集・焼却/プランター水やり作業/除草剤 散布(事務所周囲)/エビヅル・サンカクヅル 温室南側棚 つる誘引作業 |
湿地エリア |
草刈り(刈払機)作業(観察路,ユウスゲ前広場,竹林下,湿地西側斜面,中広場,奥広場,奥池周辺,中広場西 山際斜面)/除草・刈草 収集・焼却 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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