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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

4月の活動(2016.5.22)

園長からの一言

2日:満開となった植物園周辺のモモ園 19日:定植後4年目で初めて花をつけたオオウラジロノキ
2日:満開となった植物園周辺のモモ園 19日:定植後4年目で初めて花をつけたオオウラジロノキ

新年度が始まり、4・5日としげい病院、重井医学研究所附属病院両院の新入職員の方々の見学がありました。例年、新入職員の方々には、温室エリアのエドヒガンの花を見ながら、「しばらくすると、植物園の周りのモモ園が満開になります」といった説明をしていたのですが、今年はエドヒガンはすでに散っていて、植物園周辺のモモ園が満開となっていました。平均して例年より2週間ほど、花が早かったようです。

17日の「植物園を楽しむ会」、4月は参加者数が多い月なのですが、当日明け方まで激しい雨が降っていた影響か、参加人数は17名とかなり少なめでした。しかしその分、じっくりと観察を行ったほか、閉会後にタケノコ掘り体験(お土産つき)を行い、参加者の方は満足していただけたように思っています。

園外での活動では、蒜山のサクラソウ自生地の保全のために、真庭市の津黒いきものふれあいの里などと協力して実施している「山焼き(火入れ)」を行いましたが、今年は、地元部落がボランティアを受け入れたいとのことで、地元の住民と、市民ボランティアが力を合わせての作業となりました。「植物園を楽しむ会」に参加して「山焼き」のことを知ったという参加者もおられました。このように、植物園に来ることで、市民の方々に県内の自然に興味を持ち、保全活動をするきっかけを提供していくことができればと思っています。

 

来園者(見学者)総数:148
見学・観察会等 (117名)

4/4

4日:重井医学研究所附属病院 新入職員 見学重井医学研究所附属病院 新入職員31名(+案内職員1名)見学
4/5 5日:しげい病院 新入職員 見学しげい病院 新入職員30名(+案内職員1名)見学
4/6 山陽新聞 倉敷本社 記者「重井薬用植物園の四季」植物写真撮影に来園
4/8 岡山大学大学院 環境生命科学研究科 森林生態学研究室 助教 研究用植物を受け取りに来園
4/15 総社市 年金者組合 13名 見学(昆虫館 岡本館長の紹介による)
4/16 龍泉寺の自然を守る会会長 植物寄贈に来園/見学1名(ボランティア希望,広島県)
4/17 17日:植物園を楽しむ会「“名も知らぬ”花々を楽しむ)」定例観察会「植物園を楽しむ会(“名も知らぬ”花々を楽しむ)」開催,参加者17名
4/19 植物研究家・ライターの方、植物園内の筒咲きカンサイタンポポを取材・写真撮影に来園
4/22 倉敷市 環境政策課 職員3名 着任挨拶等 来園
4/27 見学4名(倉敷市)/来園1名(植物園ボランティアの方、植物質問に来園)
4/28 中原自然観察会9名 見学(岡山市)
4/30 見学2名 (倉敷市)
その他の来園者、見学者
ボランティア・・・のべ31名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
4/10 10日:真庭市 サクラソウ自生地・草原保全のための山焼き(火入れ)真庭市 サクラソウ自生地・草原保全のための山焼き(火入れ)(真庭市蒜山上徳山)
4/24 倉敷市立自然史博物館友の会 総会・講演会「ブッポウソウについて」参加(吉備中央町豊岡)
24日:倉敷市立自然史博物館友の会 自然観察会「春の吉備中央町」倉敷市立自然史博物館友の会自然観察会「春の吉備中央町」 参加(吉備中央町豊岡)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
4/9 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館)

 

マスコミ取材、情報提供など
4/8 大阪朝日放送 「雨上がりのAさんの話」番組企画で使用する種子を提供 →企画はボツとなったが、5/10放送分のエンドロールで制作協力として、植物園の名前のみ出る予定。
4/12 広島県福山市「松風俳句会」会報「松風」へ、ドクダミの花の写真を提供 →5/1発行「松風」5月号に掲載
4/25 OHK岡山放送 倉敷支社より、遅く咲いたサクラについて、質問(電話)。 →同日ローカルニュースにて、園長のコメントが紹介された模様。

 

園内の管理作業など
温室エリア
植物植え替え(タンポポ類、コキンバイザサ、ケキンモウワラビなど約15種)/植物植栽(オカウコギ苗を西側フェンス沿いに植栽,ノコギリソウをマルバコウツギ植栽地南に植え替え,カワラケツメイ種子を圃場に播種)/除草作業(オキナグサ、ノコギリソウ、カザグルマ、キシツツジ、沢フジバカマ、シャクチリソバ植栽地)/草刈り作業(園地、カワラケツメイ植栽地、市道沿い)/ロープ張り(ユウスゲ植栽地、マルバコウツギ・フナバラソウ植栽地)/除草・刈草 収集・焼却/外来タンポポ駆除作業/コブシハバチ 幼虫駆除/砂消毒/圃場耕耘
湿地エリア
植物植栽(ムサシアブミ、サクラタデ、ユキワリ植物植栽(キンキマメザクラ,オオハルトラノオ)/除草作業(ユウスゲ植栽地)/草刈り作業(南広場)/タケノコ掘り作業(密度調整のための残置分マーキング作業含む)/植物掘り上げ(シモツケソウ株を日当たりのよい場所へ植え替え、一部を温室内にて増殖)/湿地 水位調整(土のう積み)/ショウブ池回り枯草除去/エビネ植栽地落葉かきイチゲ)
その他
倉庫(旧事務所)屋根 塗装はがし・ペンキ塗りかえ(未完了)/耕運機 修理(業者に依頼)燃料コック部交換 /チェーンソー メンテナンス(分解・清掃)/ オキナグサ種子 採集・精選作業

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 6日:植物園のタケノコを、しげい病院の職員向けに配布6日:植物園のタケノコを、しげい病院の職員向けに配布
    • 8日:岡山大学大学院 環境生命科学研究科 森林生態学研究室に、学術研究用としてテンナンショウ類(マイヅルテンナンショウ、ウラシマソウ、ヒメウラシマソウ)を寄贈
    • 8日:大阪朝日放送 「雨上がりのAさんの話」制作会社へ、ツルマメ種子を提供
    • 20日:植物園のタケノコを、しげい病院の職員向けに配布20日:植物園のタケノコを、しげい病院の職員向けに配布
  • 外部→植物園
    • 16日:ツルリンドウ2株(岡山市産,龍泉寺の自然を守る会会長より寄贈)
    • 20日:キクザキイチゲ1株(真庭市産,植物園ボランティアの方より)
    • 22日:オオハルトラノオ(県内産,植物園ボランティアの方より)
  • その他
    • 17日:「植物園を楽しむ会」にて、熊本地震への義援金を募集、協力していただいた方にはサクラソウ、ヒメウラシマソウ、チョウジソウ、ユウスゲの苗をプレゼント。集まった義援金5,820円を22日に日本赤十字社岡山県支部の義援金口座に寄付。
随時 植物園WEBサイト更新
  • 1日:「お知らせ」(蒜山山焼き保全活動の延期のお知らせ)
  • 4日:Facebookページを公開,H.P.トップに埋め込み/「現在の見ごろ植物」(サクラソウ、サギゴケ)/園内花アルバム(シロノチリツバキ)
  • 15日:「お知らせ」(5/3「ハマウツボと砂地のいきもの観察会」,5/4「ショウブプレゼント&ミニ観察会」,5/8「サクラソウと蒜山の春」,5/21「植物園を楽しむ会(動物の名を持つ植物を楽しむ)」開催要項を公開)
  • 29日:「現在の見ごろ植物」(オキナグサ綿毛、カキツバタ)/「植物園便り」(3月の活動)/「園内花アルバム」(ヒサカキ)

 

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