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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

1月の活動(2016.2.19)

園長からの一言

22日:春を待ちかねた?オキナグサの開花 25日:寒波により凍結した池の氷上の積雪
22日:春を待ちかねた?オキナグサの開花 25日:寒波により凍結した池の氷上の積雪

中旬までは大変暖かい日が続きました。これでは植物が目覚めるのも早いのではないかと思い、温室内の植え替え作業などを後回しにして、湿地内の草刈り作業などを急ぎました。そうしていたところ、なんと22日には本来であれば3月下旬ぐらいから咲くはずのオキナグサが1輪咲き、どうなることかと慌てました。しかし、直後の24日頃には大寒波が到来し、咲いていたオキナグサは寒さのため、しおれて枯れてしまいました。それ以降はそれなりに朝晩冷え込んだせいか、他のオキナグサの蕾も膨らむようなことはなく、園内も一応、冬らしい風景のままです。面白いことに、同じキンポウゲ科の植物であるフクジュソウはそれほど早く咲くことはなく、例年と変わらず、月末ぐらいから花が開きはじめています。

定例観察会「植物園を楽しむ会」では、恒例となった「どんど焼き」を行いました。例年、ボランティアさんのご厚意に甘えて、ぜんざいを無料で提供していましたが、今年はボランティアさんに園内で栽培して頂いた「ササゲ」を使って、伝統的な「小豆がゆ」を提供しました。ぜんざいのように甘くないので、参加者受けはどうだろうか、と思っていたのですが、年配の方には懐かしく、子供たちには新鮮であったようで、おかわりする人もおられて、好評でした。来年度の「楽しむ会」の予定もだいたい決まりつつありますが、今回のように、自然に関連した伝統行事の体験なども積極的に取り入れていくことができればと考えています。

 

来園者(見学者)総数:83
見学・観察会等 (54名)
1/10 来園1名(岡山市北区石関町、園長知人)
1/17 17日:植物園を楽しむ会(年の瀬と新年の植物を楽しむ)定例観察会「植物園を楽しむ会(花正月ととんどを楽しむ)」開催,参加者53名
その他の来園者、見学者
ボランティア・・・のべ29名

 

園外での調査、自然保護活動、観察会/行事への参加(講師招聘)など
1/16 16日:「シニアのためのボランティア・マッチング会「シニアのためのボランティア・マッチング会」(倉敷市環境交流スクエア)
1/29 真庭市蒜山地域の草原保全活動に関する打ち合わせ(岡山県自然保護センター)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加、講演・寄稿依頼など
1/20 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市役所)

 

マスコミ取材、情報提供など
1/16 山陽新聞 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(サネカズラ)掲載
1/17 朝日新聞 「植物園を楽しむ会」取材→18日付岡山版に記事掲載
1/30 山陽新聞 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(シロノチリツバキ)掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
草刈り(サワフジバカマ,シャクチリソバ植栽地,内部フェンス沿い)/刈草収集・焼却/植物植え替え(オキナグサ,ユウスゲ)

 

湿地エリア
6日:ボランティアによる園内立木のナンバー付け作業草刈り作業(湿地内部,ユウスゲ植栽地,ショウブ池周囲,湿地奥斜面)/刈草収集・焼却/ショウブ池内部掃除/フェンス金網補修/樹木ナンバープレート更新(ナンバーテープ付け)
その他
  • 植物園を楽しむ会 どんど焼きやぐら作製/メダケ採取(総社市)・餅つき(楽しむ会での提供用)
  • 伐採した竹を利用し、竹杭作成

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 特になし
  • 外部→植物園
    • 13日:植物園ボランティアさんより、本ユズの苗2株寄贈。温室エリア、湿地エリアに1株ずつ植栽。
随時 31日:フクジュソウ(福寿海)の開花植物園WEBサイト更新
  • 31日:「現在の見ごろ植物」(「フクジュソウ(福寿海)」)/「お知らせ」(2月「植物園を楽しむ会(常葉の木々を楽しむ)」要項)/「園内花アルバム」(サルトリイバラ)/「植物園便り」(12月の活動)

 

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