園長からの一言
2日:スイランの花で吸蜜するツマグロヒョウモン | 24日:ヤマラッキョウの開花 |
秋晴れの日が続き、団体見学や定例観察会では、気持ちよく園内の散策を楽しむことができた月でした。反面、降水がほとんどなかったので、プランター植えのものは乾燥しがちとなり、管理に気を使いました。岡山地方気象台によれば、10月は晴天による放射冷却で平均気温が例年より低めとなっていたそうで、そのせいか、園内のカエデ類など落葉樹は少し早目に紅葉を始めたようです
。月末頃は、11月3日に倉敷市立自然史博物館で開催の「自然史博物館まつり」に昆虫館と共に出張コーナーを出展するため、その準備に追われました。同時に、園内は実りの秋も迎え、様々な植物の種子の採集と精選作業にも追われました。
24日には、イオン倉敷のチアーズクラブより、子供たちが見学に来てくれましたので、収穫する余裕がなく、そのままになっていたカキの実の収穫体験をしてもらったところ、なかなか好評で、その場でかじり付く子もいて、楽しんでもらえたようです。
来園者(見学者)総数:126名
見学・観察会等 (98名) | |
10/2 | 見学2名(倉敷市) |
10/4 | 上板町薬草協会 見学14名(徳島県板野郡上板町) |
10/9 | 見学3名(三重県) |
10/18 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(花と実りの草原を楽しむ)」開催,参加者50名 |
10/24 | イオン倉敷 チアーズクラブ マスカット隊 見学23名(倉敷市) |
10/28 | 来園6名(総社市) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ28名 |
園外での調査、自然保護活動、観察会/行事への参加(講師招聘)など
10/1 | 絶滅危惧種 生育状況調査(新見市) | ||||
10/14 | 環境省(中国四国地方環境事務所)主催 国立公園蒜山 草原保全シンポジウム「めぐる、めぐる。草原のめぐみ。」パネルディスカッション パネリストとして招聘(真庭市蒜山上福田 休暇村蒜山高原) | ||||
10/17 | 鬼城山 外来植物一掃大行動 参加(総社市) | ||||
10/25 | 「ツメレンゲ観察会(1)」開催(しげい病院)参加者9名
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学会/外部の委員会/役員会への出席・参加、講演・寄稿依頼など
特になし |
マスコミ取材、情報提供など
10/15 | 片岡園長が監修した、「龍泉寺の自然を守る会」のパンフレットについて、山陽新聞の取材 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り作業(フェンス沿い内外,圃場)/草取り作業(池西側 樹木植栽地,オキナグサ植栽地)/刈草 収集・焼却/フェンス沿いに芽生えた樹木稚樹 除去作業(除草剤塗布)/外来植物駆除作業(外来タンポポ 除草剤スポット散布)/池内部ヒメガマ穂 刈り取り・焼却/カワラケツメイ 細断(お茶用)/温室多目的スペース外部 水道栓 流し台設置作業 |
湿地エリア |
草刈り作業(湿地東フェンス外の道~湿地東入口内部,竹林,竹林下~ウバメガシ西)/刈草 収集・焼却/焼却灰 ユウスゲ植栽地内に撒布/湿地内部 サクラバハンノキ 個体数調整(刈り取り・除草剤塗布)/外来植物 駆除作業(メリケンカルカヤ,セイタカアワダチソウ抜き取り) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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