園長からの一言
11日:ツマグロキチョウの集団 | 20日:カワラケツメイ葉上のツマグロキチョウ幼虫 |
上旬は暑い日が続いていましたが、お盆頃から涼しくなり、月末頃にはススキも出穂を始め、例年より少し早く秋が訪れたようです。
8月は、暑い時期でもあり植物園への見学者は少なめでしたが、倉敷市では、生物多様性地域戦略推進委員会や環境審議会などの委員会への出席、「花と緑の推進会議」での講演、「第3回おかやま教育支援活動メニューフェア」へのブース出展、倉敷市外でも真庭市での自然観察会やヒアリング調査への協力など、園外に出ることが比較的多く、普段とは少し違った形での活動が多かったように思っています。
また、植物園の本来の活動とは少し異なりますが、4月にジュエリーデザイナーの方から依頼され、植物園内のノブドウの葉をデザインサンプルとして提供したのですが、そのノブドウの葉を3Dスキャナで取り込んで作成したジュエリーが、「ジュエリーコンペティションJJAジュエリーアワード2015」で、東京都知事賞などをトリプル受賞したとの知らせがありました。デザイナーの方が素晴らしい作品を作られたことはもちろんですが、このようなことに植物が使われることで、植物を含めた生き物の姿形について、面白さ、美しさを感じる人が少しでも増えてくれると良いなと思っています。
来園者(見学者)総数:106名
見学・観察会等 (98名) | |||
8/1 | 見学2名(岡山市) | ||
8/2 | 来園1名(植物園ボランティアの方、植物質問に来園) | ||
8/9 | 広島山草会 見学 39名/雑誌取材2名 | ||
8/14 | 来園2名(総社市) | ||
8/15 | 見学9名(備前市4,倉敷市5)/山陽新聞記者 写真撮影に来園1名 | ||
8/16 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(朝露のひと時を楽しむ)」開催,参加者35名/見学2名(岡山市1,倉敷市1)
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8/26 | 山陽新聞記者 写真撮影・植物関連質問に来園1名 | ||
その他の来園者、見学者 | |||
ボランティア・・・のべ8名 |
園外での調査、自然保護活動、観察会/行事への参加(講師招聘)など
8/8 | 真庭市 津黒いきものふれあいの里 自然観察会「川の漁業体験」講師,参加者約20名(真庭市蒜山下和) |
8/12 | 第3回おかやま教育支援活動メニューフェア ブース出展参加(倉敷市福田町古新田 ライフパーク倉敷) |
8/18 | 倉敷市 花と緑の推進会議 講演「重井薬用植物園と山野草をまもるために」(倉敷市役所) |
8/23 | 倉敷市立自然史博物館「標本の名前を調べる会」参加(古屋野名誉園長が植物講師として出席,片岡は植物園内の動物・鳥類の写真を同定してもらうため一般参加) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加、講演・寄稿依頼など
8/20 | 倉敷市 生物多様性地域戦略推進委員会 出席(倉敷市 市民活動センター) |
8/26 | 大山隠岐国立公園蒜山地域の草原保全に関する有識者ヒアリング 協力(真庭市蒜山上徳山 鳥取大学SFC 蒜山の森) |
8/31 | 倉敷市環境審議会 出席(倉敷市水島東千鳥町 環境交流スクエア) |
マスコミ取材、情報提供など
8/8 | 真庭市 津黒いきものふれあいの里 自然観察会「川の漁業体験」 真庭いきいきTV(地元CATV)取材 |
8/9 | (株)エリアクリエイト 「おかやま遊びのおもしろ便利Book」取材 |
8/15 | 山陽新聞 倉敷本社 記者 連載記事「重井薬用植物園の四季」写真撮影に来園(ガガブタ、ヒメシロアサザ) |
8/26 | 山陽新聞 倉敷本社 記者 連載記事「重井薬用植物園の四季」写真撮影(タヌキマメ)・タカサゴユリ(タイワンユリ)について質問に来園 |
園内の管理作業など
温室エリア |
プランター内除草作業/マサ土ふるいかけ・熱湯消毒/草刈り作業(入口周辺,園外市道沿い)/草取り作業(温室内,プランター内,サワフジバカマ・シャクチリソバ・カワラケツメイ植栽地)/北側フェンス ノブドウなどつる切り作業/刈草 収集・焼却作業 |
湿地エリア |
草刈り作業(竹林内,観察路,中広場,奥広場など)/外来植物 駆除作業(アレチヌスビトハギ・タカサゴユリ,除草剤のスポット散布)/観察路 補修(ショウブ池堤、土のう積み) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 | 特になし |
随時 | 植物園WEBサイト更新
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