園長からの一言
15日:ヒシモドキ開放花 開花 | 11日:アブラゼミの羽化 |
17日に台風11号が倉敷を直撃しましたが、幸いなことに園内の植物にはほとんど被害はありませんでした。唯一、花の盛りを迎えつつあったヒオウギが「桧扇」の形をした葉に風をまともに受け、ことごとく倒伏してしまいましたが、倒れただけでしたので、支柱を立ててやったところ、何事もなかったかのように咲いています。
翌日の18日夕方に「植物園を楽しむ会」(夏の夕暮れと忘憂草(ユウスゲ)を楽しむ)の第2回を開催しましたが、参加者は6人とかなり少ない人数でした。参加者の方と話をしたところ、「台風の風で園内の花が傷んでしまっているのでは」と思われた方が多かったのでは?という話になりましたが、植物園内は風が吹きわたる草地の植物が多いので、嵐の後でもわりあい「どこ吹く風」で花が咲いています。この日の参加者の方は少人数でじっくりと花と解説を楽しみ、満足されたようです。
また園内の植物では、珍しいことに、ヒシモドキの開放花の開花が確認されました。植物園ではプラ舟の中で栽培していますが、狭い容器での栽培では水中で閉鎖花のみが付くことがほとんどですが、今年は実験的に生育途中で除去を行い、密度を調整したので、開花したものと思われます。
来園者(見学者)総数:128名
見学・観察会等 (109名) | |
7/1 | 来園1名(植物園ボランティアの方、植物質問に来園) |
7/4 | 見学5名(岡山市1,瀬戸内市4) |
7/6 | 来園1名(都窪郡早島町,講演依頼に関して趣旨説明に来園) |
7/12 | 来園1名(倉敷市,アサザを分譲希望、受け取りに来園)/定例観察会「植物園を楽しむ会(夏の夕暮れと忘憂草(ユウスゲ)を楽しむ)1」開催,参加者14名 |
7/18 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(夏の夕暮れと忘憂草(ユウスゲ)を楽しむ)2」開催,参加者6名 |
7/19 | 見学4名(倉敷市4)/来園4名(美作大学より4名、研究用サンプルとしてホソバヤマジソを受け取りに来園)/龍泉寺の自然を守る会 会長、監修したパンフレットが完成したので持参して頂いた) |
7/24 | 見学2名(倉敷市2,タラヨウの葉を採取を兼ねて来園)/来園1名(徳島県薬草協会より、見学の下見に来園) |
7/28 | 見学18名(大阪市 日興トラベルツアー「岡山のユウスゲ観察会」) |
7/31 | 見学2名(山口県山口市,カワラケツメイ栽培の様子を視察に来園)/見学49名(徳島県薬草協会) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ19名 |
園外での調査、自然保護活動、観察会/行事への参加(講師招聘)など
7/3 | 外来モウセンゴケ駆除活動(植物園ボランティア4名,倉敷市環境政策課職員1名)(倉敷市曽原 倉敷美しい森) |
7/4 | 岡山市 藤ヶ鳴湿原 外来食虫植物状況調査(岡山市) |
7/8 | 山野草愛好団体「カタクリの会」観察会 講師,参加者24名(徳島県三好市 黒沢湿原) |
7/26 | 真庭市 津黒いきものふれあいの里 自然観察会「はじめてのいきもの観察-植物-」講師,参加者9名(真庭市蒜山下和) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加、講演・寄稿依頼など
7/4 | 龍泉寺の自然を守る会 パンフレット作成(監修)打ち合わせ |
7/6 | 岡山県野生動植物調査検討会 植物部会 出席 |
7/9 | 倉敷市環境審議会 出席 |
7/15 | 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席 |
マスコミ取材、情報提供など
7/26 | 津黒いきものふれあいの里 自然観察会「はじめてのいきもの観察-植物-」,真庭いきいきTV(地元CATV)取材あり |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り作業(園地、園外市道沿い、フェンス沿い手刈り)/草取り作業(温室内、カワラケツメイ植栽地,ホソバヤマジソ植栽地)/刈草・除草 植物収集・焼却作業 |
湿地エリア |
草刈り作業(観察路、湿地西斜面・ユウスゲ前広場など園地)/外来植物 駆除作業(アレチヌスビトハギ、除草剤のスポット散布)/観察路 補修(ショウブ池堤、土のう積み) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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