▲この日は春の日差しの下、のんびりと野遊びを楽しむ…はずだったのですが、あいにくの曇り空。 | ▲今回は「倉敷の自然をまもる会」との共催ということで、まもる会から野草のお粥の提供がありました。セリの下準備をするまもる会の役員の方。 |
▲大きなお鍋で、お粥の準備も進んでいます。火の番はまもる会の笹田会長。 | ▲曇り空の下、集まった参加者は56人でした。まずは園長と笹田会長から開会あいさつ。 |
▲観察会開始、1種類目は、参加者の足元に咲いていたタンポポから。3/1から始まっている「タンポポ調査・西日本2015」の調査方法について解説しました。 | ▲温室内で花が咲いていた、シロバナタンポポとヤマザトタンポポについても紹介。意外にタンポポも奥が深いのです。 |
▲オキナグサ植栽地に移動。オキナグサの花が咲かないかだろうか、ということで、ボランティアさんがビニールをかぶせていましたが…。 | ▲残念ながら、日が照らなかったこともあり、開花している花をみることはできませんでしたが、白い毛に覆われたかわいらしい蕾はたくさんあがっていました。 |
▲オキナグサのわきに生えていたツクシを掘り上げてみると、スギナの芽がくっついていました。ツクシとスギナが同じ植物であることが良くわかります。 | ▲湿地エリアに移動するまえに、フェンスの外でカンサイタンポポが咲いていたので、外来タンポポとの違いを解説。 |
▲湿地の木道を歩きます。そろそろサクラソウも…と思っていたのですが、わりあい冷え込む日が続いていたせいか、まだ葉も出ていませんでした。 | ▲湿地から上がって、中広場のわきに植えてある低木に花がついていました。 |
▲ウグイスカグラの花が咲いていました。小さいうえに、あまり花数も多くないので、気づかない人も多い花です。 | ▲広場の反対側の木を見上げてみると、マンサク(マルバマンサク?)の花が咲いていました。花中央のがくが赤茶色をしています。 |
▲こちらはがくの部分もレモンイエローのアテツマンサク。岡山県の阿哲郡の名がついた、岡山県にゆかりのある樹木です。 | ▲湿地エリア奥広場では、2月の楽しむ会で咲きはじめだったアセビが満開となり、木全体が白い花で覆われていました。 |
▲「お腹がすいたー!」と声が上がったので、温室エリアに帰ってくると、ちょうど野草のお粥が出来上がっていました。 | ▲セリやミツバ、クレソンのほか、野草ではありませんがスズシロ(ダイコン)などが入ったお粥。春の匂いが湯気と一緒に立ち上ってきます。 |
▲お味はいかがだったでしょうか。尋ねるまでもなく、子供から大人の方まで、参加者の笑顔が答えてくれています。 | ▲植物園前の市道沿いのコンクリート側溝にいたスッポンを参加者の方が救出してきてくれました。しばし観察したのち、温室エリアの池に逃がしてやりました。 |
▲お腹が落ち着いたところで、とりあえずの閉会挨拶。終了まで雨も降らず、無事に終えることができました。 | ▲閉会後、希望者には園内のノビル掘りをしていただきました。春ならではのお土産です。 |