園長からの一言
19日:満開となったフクジュソウ(園芸品種“福寿海”) | 19日:温室エリアの池で、にらみ合う?ダイサギ(左)とアオサギ(右) |
少しずつではありますが、暖かくなり始め、19日の旧正月の頃には、園内に植栽しているフクジュソウ(園芸種)も開花し始め、早春の風情を感じさせてくれるようになりました。とは言え、月末まで最低気温は氷点下となることも多く、まだ多くの植物は休眠したままです。
園内のイベントでは、開園50周年記念特別企画として、植物を観察するのではなく、植物を使った体験を行う、「草木が薫る燻製体験」を開催し、12種類の植物を使った燻製体験を行いました。定例観察会「植物園を楽しむ会」では、寒い時期にも関わらず44名の方に参加いただき、じっくりと園内で「小さな春」を探しました。
園内の管理作業については、まだ冬のうちにしなければならない作業を重点的に行っています。湿地エリアでは常緑樹の間伐や植栽木の剪定、温室では植物の植替え作業を進めました。2月は37種の植物を植替えましたが、量的にはまだ半分程度で、これからは到来する春に追われながらの作業となります。
来園者(見学者)総数:117名
見学・観察会等 (88名) | |
2/2 | 来園1名(山陽新聞 倉敷本社 記者、古屋野名誉園長の植物標本寄贈について取材) |
2/10 | 来園1名(倉敷市、園内伐採木を薪にするため引き取りに来園) |
2/11 | 開園50周年記念特別企画(5)「草木が薫る燻製体験」開催、参加者27名/来園3名(RSK山陽放送 取材スタッフ) |
2/13 | 見学2名(吉備中央町)/来園2名(植物園ボランティアの方、園内伐採木を引き取りに来園) |
2/19 | 来園3名(倉敷市、園内伐採木を薪にするため引き取りに来園) |
2/20 | 見学4名(倉敷市2、山口県2) |
2/21 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(小さな春探しを楽しむ)」開催,参加者44名/来園1名(倉敷市) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ29名 |
園外での調査、自然保護活動、観察会/行事への参加(講師招聘)など
2/15 | 倉敷市立自然史博物館 学芸員研究紹介「岡山県に産するバラ科キイチゴ属の樹木」参加 |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加、講演・寄稿依頼など
2/14 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
マスコミ取材、情報提供など
2/4 | 山陽新聞倉敷本社より、倉敷市立自然史博物館への古屋野名誉園長の植物標本寄贈について取材。→21日山陽新聞 倉敷都市圏版に掲載 |
2/11 | RSK 山陽放送 倉敷支社より、「草木が薫る燻製体験」取材。→同日、「RSKイブニングニュース」にて放映。 |
2/19 | FM岡山「Fresh Morning OKAYAMA」電話出演、現在の園内の様子などを紹介。 |
園内の管理作業など
温室エリア |
温室内植物植替え(ウラシマソウなどテンナンショウ類・クシバタンポポなどタンポポ類・サクラソウ・ヒロハヤマヨモギなど37種類)/栽培用砂(マサ土) ふるいかけ/栽培用砂・苗箱・ポット 熱湯消毒 |
湿地エリア |
園地草刈り(ユウスゲ植栽地)/奥池周囲・奥広場・中広場西 常緑低木など下刈り/ネズミモチ(竹林内)・ヤマモモ・ヤマコウバシ等 間伐・剪定/湿地東斜面 アラカシ伐採/園地落葉かき/刈草・伐採木枝葉 収集・焼却/ショウブ池手前 遊歩道 補修(土のう積み)/中池 イグサ株掘り上げ除去/植物移植(湿地内部にサクラソウ・ヒロハヤマヨモギ、他の場所にマイヅルテンナンショウ・チョウジソウ) |
その他 |
植物ポット名札 洗浄(再利用のため) |
その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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