▲今回も朝から快晴。気温も暖かく、穏やかな日となりました。 | ▲この日の参加者は44人、冬の時期としては多くの方にご参加いただきました。さて、「春」は見つかるでしょうか? |
▲まずは温室エリア入口の。膨らみはじめたコブシの花芽を観察。今年は比較的良く花芽が付いていました。 | ▲温室エリアの奥に移動。地面に黄色い花が咲いていました。 |
▲フクジュソウ(園芸種)が花を咲かせていました。天気が良いので、しっかりと花を開いていました。 | ▲温室の中から、園長が「小さな春」にちなんだ植物を出してきました。 |
▲早春に小さな花を咲かせる、ハルトラノオ(春虎の尾)です。暖かな温室の中で一足先に花を咲かせていました。 | ▲温室エリアの北西のあたりでは、花を咲かせた樹木がありました。 |
▲サザンカの花?のように見えますが、白花のツバキです。このツバキ、白花なだけではなく、もう一つ不思議な特徴があります。 | ▲地面を見てみると、散り落ちたツバキの花弁が。普通のツバキは花ごと落ちますが、このツバキは花弁がバラバラに散るので、シロノチリツバキといいます。 |
▲湿地エリアに移動する前に、温室エリアの入口わきに咲いていたカンサイタンポポを使って、3/1から始まる、「タンポポ調査・西日本2015」の説明をしました。 | ▲湿地エリアの下池のわきのU字溝をさらっています。カスミサンショウウオが隠れているはず・・・だったのですが、残念ながらこの日は見つからず。 |
▲湿地の木道を歩く参加者。湿地の中はまだ、何も無いように見えますが…。 | ▲良く見てみると、ユウスゲがあちこちで芽生えています。氷点下になることも多い時期ですが、不思議なことに、葉が凍って傷むようなことがありません。 |
▲湿地奥のショウブ池のわきでは、ハンノキが花を咲かせていました。ぶら下がっている雄花序をちょっと揺らすと黄色い花粉が。花粉症の人は要注意です。 | ▲湿地エリア奥の広場で。奥に見える樹木に花が咲き始めています。 |
▲ツツジ科のアセビの花です。スズランのようなかわいらしい花ですが、有毒植物で、馬が中毒すると、酔ったようにふらふらになるので、「馬酔木」と書きます。 | ▲もうすぐ啓蟄、ということで、昨年秋に樹木に巻いていた「こも」を取り外し、昆虫が隠れているかどうかを探して歩きました。 |
▲ちなみに「こも」は温室エリアのヒメガマを使って、ボランティアさんが作成した、植物園オリジナルの「ガマこも」です。 | ▲チョウセンゴヨウに巻いたこもの下には、ヨコズナサシガメの幼虫が隠れていました。外来種の肉食カメムシです。 |
▲ウバメガシに巻いていたこもの下では、オオクチキムシが冬越しをしていました。 | ▲日当たりのよい場所では、ナナホシテントウが姿を見せてくれていました。これも「小さな春」。 |
▲今回の参加者の方々には、園長の気まぐれプレゼントとして、ホソバキスゲの苗と、ヒメウラシマソウの球根をプレゼントしました。 | ▲さらに、おまけのプレゼントとして、剪定を兼ねて、シロノチリツバキの側枝も、挿し木用として差し上げました。 |