▲そろそろ少し肌寒くなってきて、花も少なくなってくる時期ですが、そんな時期だからこそ、「返り咲き」(狂い咲き)の花を観察するのが、今回のテーマです。 | ▲この日の参加者は30名でした。この日も気持ちの良い青空が広がっていました。 |
▲温室南側の草むらに咲いている花がありました。さっそく「返り咲き」の花発見でしょうか。 | ▲外来植物のヒメジョオンの花でした。花を良く見るのは春ですが、基本的に倉敷近辺では探せば一年中咲いている植物ですので、「返り咲き」とは言えません。 |
▲栽培のラッキョウが花を咲かせていました。ネギの仲間はアサツキやタマネギのように、春咲きのものと、ラッキョウのように秋咲きのものがあります。 | ▲先月の「楽しむ会」で園長自ら宿題とした、「サワフジバカマ」。毎回参加者に配布している読み物、「おかやまの植物」でちゃんと詳しく説明を用意しました。 |
▲足元にタンポポが咲いていたようです。これは「返り咲き」?と思ったのですが… | ▲良く見てみるとセイヨウタンポポ。これも割と時期を選ばず咲いているので、「返り咲き」とは言えません。 |
▲なかなか「返り咲き」の花が見つからない…と思っていましたら、ヒメスミレの花が咲いていました。これなら「返り咲き」と言って良いかもしれません。 | ▲これはミヤギノハギ(植栽)。既に葉が散りかけていますが、春と秋の2度咲く種類ですので、「返り咲き」がなぜ起きるかの説明に使いました。 |
▲倉庫の前に、花をつけているキクがありました。植えたものですが、園芸種でしょうか? | ▲園芸種にも思えるかわいらしい花ですが、岡山県では絶滅寸前、ノジギクの花です。これはもともと晩秋に咲く野菊ですので、「返り咲き」ではありません。 |
▲湿地エリアに移動しようとしたら、市道の道端にもいろいろ咲いています。 | ▲ナズナの花が咲いていました。倉敷あたりでは案外と早くから咲く植物ですが、さすがにこれは「返り咲き」の範囲にはいるでしょうか。 |
▲黄色のナズナ?と思ったら、こちらはスカシタゴボウ。これはわりあい、年中咲いている植物。 | ▲夜にだけ咲くはずのコマツヨイグサの花が咲いていました。気温が低くなってくると、朝にも閉じていないことが多くなります。これもある意味「狂い咲き」? |
▲温室エリア北側のフェンスには赤く色づいたカラスウリの実がぶら下がっていました。 | ▲市道沿いの田んぼのあぜのあたりに、小さな白い花がたくさん咲いていました。 |
▲牧野富太郎博士が、掃き溜めで見つけたという由来のある、ハキダメギク。北アメリカ原産の帰化植物です。 | ▲湿地に移動。すっかり緑色が無くなり、何もなくなったように見えますが… |
▲枯れた草の間には、リンドウの花が、美しい藍色の花を咲かせていました。 | ▲赤く色づいたミソハギの草紅葉と、リンドウの藍色が美しいコントラストとなっていました。 |
▲黄葉したヤマコウバシの木。葉は落葉せず、このまま春まで枝に着いたままとなります。 | ▲これぞ、返り咲き?カワラナデシコの花が一輪、咲いていました。 |
▲湿地エリアの奥の広場には、イロハモミジなどの樹木が紅葉していました。 | ▲そろそろ引き返しかけたときに、足元になにかあったようです。 |
▲シダ植物のフユノハナワラビの胞子葉があちこちに伸びていました。その名の通り、冬が近づくと出てくる植物です。 | ▲こちらも晩秋に花が咲く、ハマヒサカキ。ちょうど花盛りとなっていました。 |
▲ユウスゲ植栽地前の広場。ここにも何かあったようです。 | ▲カンサイタンポポが咲いていました。年中花が見られる外来タンポポとは違い、これは返り咲き。 |
▲金網フェンスに絡んだツタの葉が美しく紅葉していました。ブドウ科らしく、ブドウに似た実が着いています。 | ▲今月も最後は暖かいカワラケツメイ茶で締め。今月は今年の新茶です。 |