▲一週間前の8/8に予定していた「夜の虫とり体験!」ですが、台風11号の接近により、1週間延期しての開催です…が、この日も夕方から降水確率70%。雲行きを気にしながらの開始となりました。 | ▲参加者は子供が23人、保護者が19人の合計42人。定員を20人としていましたが、申し込みが殺到したため、子供の人数を20名(程度)として受け付けました。キャンセル待ちの方もおられたので、延期でも人数変わらず。 |
▲今日の会場は湿地の木道の奥。開始時間が19時でしたので、だいぶうす暗くなってきています。 | ▲ライトトラップ(灯火採集)の道具の説明をしてもらいながら、準備をしました。この幕を張る枠はホームセンターで売っているハンガー掛けを利用しています。設営作業は高校生の参加者が手伝ってくれました。 |
▲発電機始動!照明がつき、白い幕が暗闇に浮かびあがりました。もうひとつ、幕を張るとのことで、その間に、ユウスゲなどの夜間に咲いている植物などをちょっとだけ紹介しました。 | ▲ユウスゲが終わった時期に咲くので、あまり紹介する機会のない、ミズオトギリ。暗くなってから開花し、朝には閉じてしまいます。ちょうど開花を始めていました。 |
▲講師の岡本忠 倉敷昆虫館館長の解説に耳を傾ける子供たち。光に集まる虫と、集まらない虫がいるとのこと。 | ▲光に引き寄せられたわけではないですが、照明の周りに集まって、虫が飛んでくるのを待つ子供たち。 |
▲紫外線を出すケミカルランプ。昆虫は紫外線に反応して集まってきます。昆虫がぽつぽつと飛んできていますが、目立つ虫は、子供たちにあっという間にゲットされてしまうので、虫が集まっているところの写真はとれませんでした。 | ▲飛んできた昆虫は、フィルムケースを配布して、その中に入れて持ちかえってもらいました。岡本館長から名前を教えてもらう子供たち。 |
▲湿地エリアの奥では、電池式のランタンを置いてのライトトラップも試みましたが、こちらは残念ながら、あまり集まりませんでした。光源のLEDがあまり紫外線を出さないためかも知れません。 | ▲樹液が発酵している匂いを覚えてもらおうと思って、園内の樹液が出ているアベマキの木のところに案内すると、運がいいことに?カブトムシの雄が1匹樹液に来ていました。 |
結局、終了時間まで雨は降らず、無事に行事を終えることができました。湿度が高く、曇り空で灯火採集には適していると思われた日でしたが、少し気温が低めだったせいか、あまりたくさんの昆虫は飛来しなかったようです。それでも、コガネムシの仲間などが飛んでくるたびに歓声が上がっていました。子供たちには自然や昆虫に興味を持ってもらう良いきっかけになったように思います。 |