園長からの一言
8日:ヤチシャジン 開花 | 6日:新庄村の方から寄贈されたコウリンカ 開花 |
日を追うごとにじわじわと気温が上がり、月半ばからは連日30度を超す日が続くようになりました。この暑さの中でも、雨が降るたびに草は伸びますので、草刈り・草取りなど園内の管理作業については、日向で汗をかく作業は午前中にするようにするなど、熱中症や夏バテにならないように気を付けて作業をしています。
雑草だけでなく、園内ではヤチシャジンやオグラセンノウ、ユウスゲなどが咲く時期ですが、今年はコオニユリの当たり年だったらしく、夕方にはユウスゲのレモンイエローとコオニユリのオレンジ色のコントラストが大変印象的な風景を作り出していました。また、以前から園内で育成している「定番」の花だけでなく、ここ数年のうちに、市民の方などから寄贈して頂いた、コウリンカやガガブタなどの「新顔」の植物も開花を始めました。植物園内の育成植物も少しずつではありますが、一層充実しつつあります。
イベントについては、例年この時期は暑い昼間を避け、夜に観察会を行っていますが、今年は植物園の開園50周年記念特別企画「ユウスゲ観察会」を開催し、ユウスゲの花を使った様々な料理を参加者の方々と味わいました。また、定例観察会「植物園を楽しむ会」は「ツキミソウの開花を楽しむ」として、じっと花の開花を待つ、という涼しい夜間ならではの企画を行いました。
来園者(見学者)総数:101名
見学・観察会等 (72名) | |||
7/2 | 来園2名(山陽新聞事業部・山陽カルチャークラブ職員、園内植物の写真撮影に来園) | ||
7/4 | 来園1名(倉敷昆虫館 岡本館長、「夜の虫とり体験!」について打ち合わせに来園) | ||
7/12 | 来園2名(植物園ボランティアの方、植物寄贈に来園) | ||
7/14 | 見学5名(岡山市) | ||
7/16 | 見学3名(井原市2、倉敷市1) | ||
7/19 | 50周年記念特別企画(1)「ユウスゲ観賞会」開催,参加者28名
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7/24 | 来園1名(倉敷市立自然史博物館友の会) | ||
7/25 | 来園1名(龍泉寺の湿地を守る会,岡山市) | ||
7/27 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(ツキミソウの開花を楽しむ)」開催,参加者29名
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その他の来園者、見学者 | |||
ボランティア・・・のべ29人 |
園外での調査、自然保護活動、観察会/行事への参加(講師招聘)など
7/5 | 「新庄村の湿地観察会」講師(津黒いきものふれあいの里 主催) 参加者4名(真庭郡新庄村) |
7/26 | しげい病院 文化講演会「昆虫ってどんな虫 ~子供たち集まれ!身近な虫たちの超能力を知ろう~」参加 |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加、講演・寄稿依頼など
7/12 | 倉敷市立自然史博物館 友の会 幹事会出席 |
7/16 | 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷環境学習センター) |
7/31 | 岡山大学大学院自然科学研究科・環境生命科学研究科 「第9回 高校生・大学院生による研究紹介と交流の会」県立井原高校のオキナグサ保全活動についての発表を聞くため参加(岡山大学) |
マスコミ取材、情報提供など
7/14 | FMくらしき「おまかせラジオ」出演,50周年記念特別企画などについて紹介 |
7/23 | 山陽新聞 倉敷本社 記者の方より水草の名前について問合せ |
園内の管理作業など
温室エリア |
草取り作業(水生植物などプランター置き場,プランター内部,タヌキマメ・キシツツジ・オキナグサ・セイコノヨシ植栽地,観察路)/園地草刈り(温室周囲,温室エリア前市道、園地)/刈草 収集・焼却/水生植物 プランター水やり作業/水やりタイマーによる自動水やり装置 制作・設置/アサツキ掘り上げ,球根保管作業/プランター置き場横 整地のため浅く耕耘 |
湿地エリア |
湿地エリア外周(フェンス沿い) 草刈り/園地草刈り(ユウスゲ植栽地前広場,観察路)/刈草 収集・焼却/ユウスゲにキスゲフクレアブラムシ大発生のため、殺虫剤散布 |
その他 |
駐車場 草刈り/刈り払い機刈刃 研磨/植物園パンフレット 残部僅少となったため追加印刷 |
その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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