▲今回も青空の下での開催となりました。当日の朝日新聞朝刊で植物園が紹介されたこともあり、開始時間になっても続々と参加者が来られていました。 | ▲開始時間になったので、とりあえずは手近な植物から紹介することにしました。ちなみに開会時点での参加者は40人程度。 |
▲遅霜にやられて花付きが少し悪かったのですが、シランの白花品が咲いていました。口紅を塗ったように紅色が残っていますので、「クチベニシラン」と言います。 | ▲オキナグサがすっかり綿毛になっていました。リピーターの方もいますが、初めて参加の方も多いので、改めてオキナグサについて解説。 |
▲綿毛になったオキナグサ。お爺さんの白髪頭に似ているので、「翁草」です。風で綿毛が飛んで種子が散布されます。 | ▲「卯の花(ウツギ)」の仲間、バイカウツギの花が咲いていました。花が梅の花に似ているので「梅花うつぎ」です。 |
▲「うつぎ」の木が二種類咲いていました。「うつぎ」の仲間は学術的な分類に関係なく、茎が中空になっていれば、「○○うつぎ」と和名がつけられています。 | ▲全体に小さな花が満開になっていた、アジサイ科のマルバウツギ。これは四国産ですが、2011年に岡山県内で初確認された、比較的新しい岡山県産植物です。 |
▲もう一種類はスイカズラ科のニシキウツギ。開花してから日にちがたつと、花色が白色から紅色に変化するので、「二色うつぎ」です。 | ▲近くには別の「うつぎ」の仲間もありましたが…? |
▲岡山県では1か所にしか自生が知られていない、マルバコウツギ。これはまだ蕾でした。6月の「楽しむ会」では花が見られると思います。 | ▲マルバコウツギの近くにも、珍しい植物が花を咲かせていました。 |
▲ガガイモ科のフナバラソウ。実の姿が小舟に似ているので「船腹草」なのですが、めったに結実しません。 | ▲コブシの木陰で休憩中…?行きには紹介しなかったのですが、よくよく枝先を見ると… |
▲丸々と太ったイモムシがたくさん葉を食べていました。コブシハバチの幼虫です。毒などはありませんので、頭の上に落ちてきても大丈夫です!? | ▲温室の西側では、アサツキの花が満開になっていました。手前にはノビルも植えてありますが、こちらは花ではなく、花芽が“むかご”になっていました。 |
▲湿地エリアに移動して、ちょうど果実ができていたキビノミノボロスゲと、花が咲いていたイ(いぐさ)の観察。 | ▲湿地の木道に移動して、お待ちかねのトキソウの観察…と思ったら、なんだか開会時より人がかなり増えています。この日は遅れてきた方がかなりおられたようで、最終的な参加者数は93人でした。 |
▲トキソウはちょうど花盛り。今年は比較的当たり年だったのか、園長の管理が良かったのか、概算5、000花ぐらいが湿地のあちこちに咲いていました。 | ▲湿地奥のショウブ池でショウブの解説。5月4日にはショウブのプレゼントをしましたが、この日も希望者には採取してお土産にしていただきました。 |
▲少し暑い日でしたので、ショウブやモウセンゴケの観察を終えた人から、湿地から林の木陰がある方に移動しました。 | ▲観察路の途中には、「卯の花(ウツギ)」の木がありました。白い花が咲いているはずだったのですが…? |
▲ちょっと残念なことに、園長の花期の読みが少しずれてしまい、まだほとんどが蕾でした。 | ▲日当たりの良い側の枝が一枝、何とか花を咲かせていましたので、なんとか観察をすることができました。 |