園長からの一言
14日:サクラソウ開花(湿地エリア) | 10日:冬眠から目覚めたばかり?のニホンスッポン(湿地エリアの観察路にて) |
新しい年度となり、徐々に見学・来園者が増えてくる季節となりました。最近では通常の見学のほかに植物や保全活動関連での質問や相談のための来園が増えてきています。植物園が頼りになる施設として知られるようになったということなのか、単に気軽に質問や相談ができる場所が他にあまりないので…ということなのか、前者であれば嬉しいのですが。
また、園外では当園が関わっている真庭市蒜山のサクラソウ自生地での保全活動の一環として実施された4年ぶりの山焼き(火入れ)は無事に終えることができました。継続することが重要な活動ですので、今後も気が抜けませんが、まずは重要な第1歩を踏み出したと言えるでしょう。
園内の管理作業は、冬仕事である樹木伐採や下刈り作業が終わり、地道な草取り、草刈り作業が主になってきています。冬に下刈りを行った場所では、邪魔をしていた常緑樹が無くなり、コバノミツバツツジが咲いているのが良く見えるようになったため、見学者の方から「あのツツジは?」という質問を良くされるようになっています。
来園者(見学者)総数:170名
見学・観察会等 (152名) |
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4/2 | しげい病院 新入職員見学 50名/重井医学研究所附属病院 新入職員見学 31名 |
4/4 | 来園1名(植物園ボランティアの方、植物の質問に来園) |
4/9 | 見学2名(倉敷市、総社市)/来園2名(総社市、植物園内にニホンミツバチ用の巣箱を試験的に置かせてほしいとのことで来園/植物園ボランティアの方、植物の質問に来園) |
4/10 | 来園1名(植物園ボランティアの方、植物の質問に来園) |
4/12 | 来園3名(龍泉寺の自然を守る会2名、湿地の水質調査の方法について質問に来園/植物園ボランティアの方、園内の植物観察に来園) |
4/14 | 見学2名(倉敷市、総社市) |
4/16 | 来園1名(総社市、ミツバチ巣箱の様子を見に来園) |
4/18 | 見学2名(岡山市) |
4/19 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(タンポポとサクラソウを楽しむ)」開催 参加者34名 |
4/20 | 見学1名(倉敷市)、来園2名(倉敷市、植物寄贈に来園) |
4/24 | 岡山県 県立高校理科実習教員分科会 見学13名 |
4/27 | 来園3名(創和会職員とご家族、タケノコ掘りに来園) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ18人 |
園外での調査、自然保護活動、観察会/行事への参加(講師招聘)など
4/13 |
サクラソウ自生地保全のための火入れ(山焼き)実施(真庭市蒜山上徳山) |
4/26 | 「真庭のタンポポ観察会」(津黒いきものふれあいの里 共催)参加者およそ13名(真庭市上水田) |
外部の委員会/役員会への出席・参加、講演・寄稿依頼など
4/26 | 岡山県郷土文化財団より、広報誌「きび野」への寄稿依頼。 |
マスコミ取材、情報提供など
4/24 | 創和会 本部を通じ、5/4実施予定の「「端午の節句ショウブプレゼント」の告知をマスコミ各社に情報提供。 |
4/26 | 「真庭のタンポポ観察会」山陽新聞真庭支局、真庭いきいきTV(地元CATV)、真庭市広報誌担当が取材。 |
園内の管理作業など
温室エリア |
栽培用砂消毒/オキナグサ株にマーキング(除草時の目印として)/草取り作業(オキナグサ植栽地、温室南側フェンス沿い、シャクチリソバ、アメリカフジバカマ、キシツツジ植栽地)/植物植替え(ブナ実生、リュウキンカ、ヒメヒゴタイ等)/外来タンポポ駆除作業/枯死木伐採(クマノミズキ)/池内部 ミツガシワ除去(昨年秋に掘り上げた部分の取り残し) |
湿地エリア |
樹木伐採・下刈り作業(竹林部分、アラカシなど常緑樹)/刈草・伐採樹木枝など焼却作業/ヒノキ・ゴヨウマツ枝打ち・剪定作業/竹林タケノコにマーキング(タケの更新のため)/下池あぜ部補修作業(土のう積み)/湿地内 流路調整作業/植物植栽(オオウラジロノキ) |
その他 |
温室エリア池 取水ます工事(散水用取水口)/しげい病院南館屋上 ツメレンゲ植栽地除草作業 |
その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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