園長からの一言
3日の「11月3日は自然史博物館まつり」は,途中から雨が降ってくる天候のなか,イベント全体の来場者数は昨年度より減少したそうですが,植物園・昆虫館の合同出前コーナーには,昨年よりも大勢の方に来ていただくことができました。
反面,この時期になると,植物園内では咲いている花も少なくなり,見学の申し込みも少なくなります。定例観察会「植物園を楽しむ会」についても,先月に引き続いて参加者が12人と,春から夏のシーズンに比べて少なくなってきています。常連の方だけでなく,初めての参加の方も毎回半数はおられますので,宣伝不足というよりは,参加者に植物園まで足を運んでもらうためにこの季節ならではの観察ポイントの紹介をするなど,宣伝方法の工夫の必要を感じています。
また,11月は植物園ボランティアの方が気に掛けられていた,希少植物の自生地の草刈り保全作業を行ったほか,蒜山地域で希少植物を守るための山焼き(火入れ)を行う保全活動のお手伝いとして,防火帯の草刈り作業を行いました。このような,市民の方々が行いたい,あるいは既に行っている保全活動への助言や協力については引き続き積極的に行っていきたいと考えています。
来園者(見学者)総数:71名
見学・観察会等 (25名) | |
11/6 | 見学2名(倉敷市青江),来園2名(倉敷市保健所職員2名,野犬わなの設置に来園) |
11/7 | 来園3名(総社市) |
11/8 | 来園3名(総社市) |
11/10 | 定例観察会「植物園を楽しむ会(晩秋の野の花を楽しむ)」開催,参加者12名 |
11/17 | 来園3名(植物園を楽しむ会の開催日変更を知らず来園) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ46人 |
園外での調査,自然保護活動,観察会/行事への参加(講師招聘)など
11/3 | 第13回「11月3日は自然史博物館まつり」植物園・倉敷昆虫館合同で出前コーナーを出展 |
11/15 | 希少植物自生地 草刈り保全作業(新見市) |
11/16 | 希少植物自生地 保全活動(火入れ防火帯マーキング作業)(真庭市蒜山地域) |
11/24 | 希少植物自生地 保全活動(火入れ防火帯草刈り作業)(真庭市蒜山地域) |
外部の委員会/役員会への出席・参加,講演・寄稿依頼など
11/9 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席 |
11/20 | 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席 |
マスコミ取材、情報提供など
11/24 | 植物園が支援している,希少植物自生地の保全活動(市民による山焼き再開の活動)について,山陽新聞真庭支局より取材。記事は美作圏版に掲載されたとのこと。 |
園内の管理作業など
温室エリア |
種子採集・精選(ホソバヤマジソ,ミズアオイ,イヌハギ)/草刈り・収集・焼却(ユウスゲ植栽地,ススキ株,金網フェンス沿いノブドウ,)/樹木剪定(キシツツジ,トウネズミモチ)/池内部ヒメガマ刈り取り/温室内草取り/物置解体・寄贈物置設置作業 |
湿地エリア |
草刈り・収集・焼却(ユウスゲ植栽地,園地)/12月「植物園を楽しむ会」竹トンボ用竹伐採 |
その他 |
第13回「11月3日は博物館まつり」準備(プレゼント種子袋・栽培解説ホチキス止め,パンフレット類封筒入れ作業など)/しげい病院カレンダーに添付する植物種子準備/刈払機刃(チップソー)研磨 |
その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 | 27日:市民の方より,中古の物置の寄贈。 |
随時 | 植物園WEBサイト更新
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