▲秋らしい風が吹いていましたが、まだ日差しは夏の名残が残っているようで、日陰のほうが涼しいようです。今回の参加者は37人でした。 | ▲いつもの「楽しむ会」のパターンでは温室エリアから園内の見学をはじめるのですが、今回はまず湿地エリアに向かいます。 |
▲湿地エリアに行く途中で、止まって温室エリアの池をみんなで覗き込むと…。池の表面に赤褐色のものが。 | ▲赤色だけど“ミドリ”ムシの仲間で夕方になると緑色に変化する、「アカマクミドリムシ」です。 |
▲ミドリムシの説明でちょっと時間がかかりましたが、湿地エリアに到着。湿地の木道に入っていきます。 | ▲満開のサワヒヨドリが出迎えてくれました。 |
▲湿地は写真では先月とあまり変わらないように見えますが、イネ科の植物の穂や秋の花が少しずつ咲きだしていて、秋の風情が漂っています。 | ▲この日の空は見事な秋晴れでした。ちょっと日差しが強すぎて植物の写真は撮りにくかったようです。 |
▲サワギキョウの花が咲き始めていました。花の構造も面白いのですが、それについては来月の「楽しむ会」のお楽しみ…。 | ▲先月の「楽しむ会」でも観察できた、絶滅危惧植物のミズトンボが咲き残っていました。 |
▲キク科のスイランの黄色、サワヒヨドリの白、サワギキョウの紫、アブラガヤの茶色…これからだんだんと湿地が秋色になっていきます。 | ▲木道の途中で止まって、木道の下のほうからあるものを引き抜いて説明中。なにがあったのでしょうか。 |
▲木道わきのススキの根元に、本日のお題の植物、ナンバンギセルの果実になった株がありました。水分が多い環境なので、少し早めに開花した株です。 | ▲果実を割ってみると粉のような細かい種子が出てきます。この細かな種子が土砂の中に潜り込んで、根に寄生します。 |
▲今度は湿地から少し奥に行った広場で観察。こちらにはなにがあったのでしょうか。 | ▲秋の野の植物として有名な、ワレモコウです。赤茶色の塊のような部分が小さな花の集まり(花序)です。 |
▲こちらはクスノキの仲間、ヤマコウバシが実をつけていました。落葉樹ですが、春まで枯れた葉が枝に残ったままになります。 | ▲散策路のわきでは秋の七草のひとつ、萩の花の仲間のツクシハギの花が満開になっていました。 |
▲温室エリアに戻ってきて、温室わきのススキのあたりをのぞいてみると… | ▲ちょうど白花のナンバンギセルが花を咲かせていました。 |
▲「はま茶」の材料になる、カワラケツメイの植栽場所。写真左はカワラケツメイを食草とする絶滅危惧種のチョウ、ツマグロキチョウのための栽培スペースです。 | ▲ちょっと思い出したことがあったので、カワラケツメイの収穫を中断して池の北側に移動。 |
▲秋の七草のひとつ、フジバカマが満開になっていました。ススキ、ハギ、フジバカマと今回は3種類の秋の七草が見ごろを迎えていました。 | ▲先月観察した植物、ヒオウギの果実がはじけて「ぬばたま」と呼ばれる黒い種子が姿を見せていました。 |
▲温室の多目的スペースに戻って、カワラケツメイのお茶「はま茶」の作り方の実演中。今回は、お茶を「焙じる」ための道具、「焙烙(ほうろく)」を使ってみました。 | ▲各自、「はま茶」の試飲をしていただいて、希望者にはカワラケツメイの種子をプレゼントしました。お茶を飲みながら、一休みして解散としました。 |