▲10時の開会の時点で気温は32.6℃(アメダス:倉敷)を記録していましたが、30名の参加者がありました。 | ▲暑いうえに雨も降っていないのですが、花は頑張って咲いています。温室の外のススキの株の間にも…。 |
▲帰化植物ですが、アカネ科のメリケンムグラが小さな白い花を咲かせていました。カーペット状にどんどん増えていくので、かわいい花だからと言って、油断はできません。 | ▲カワラケツメイがずいぶん大きくなって、そろそろ花が咲きそうになっています。ツマグロキチョウの発生を期待しているのですが、なかなか姿を見せてくれません。 |
▲秋の七草のひとつ、キキョウが見ごろを迎えていました。 | ▲キキョウの少し南に、本日のお題の植物が咲いていました。 |
▲古事記や万葉集にも黒い種が「ぬばたま」の名で登場する、ヒオウギの花です。アヤメの花とは似ても似つかない花ですが、アヤメ科アヤメ属で、アヤメやノハナショウブと極めて近縁な植物です。 | ▲あまりの暑さに、ヒオウギの解説を中断して、コブシの木陰に移動。根元に1株、ヒオウギが咲いていたので、それを見ながら解説の続きをしました。 |
▲アヤメとは似ていないように思える花ですが、花の構造をよく観察してみると、アヤメとの共通点も見えてきます。 | ▲池の北西側に移動。少しだけ木陰もありますが、植物を観察するには日向にでなければなりません。 |
▲池のふちで満開となっていた、エゾミソハギ。エゾの名がついてますが、特に北海道だけにあるわけではなく、北海道から九州まで、広く分布しています。 | ▲池の中で群生しているミツガシワは、この時期には葉が茶色く枯れています。全体が枯れているわけではなく、泥中の茎は生きていて、秋になって涼しくなると、再び葉を展葉します。 |
▲水生植物の栽培場に移動。今年、種から発芽させた大賀ハスがすっかり大きくなっています。 | ▲こちらは細かく切れ込んだ葉が面白い、カワラサイコ。岡山県では準絶滅危惧となっています。。 |
▲こちらも岡山県の準絶滅危惧、イヌゴマの花。今年はどうも肥料が少なかったのか、あまり花付きがよくありません。 | ▲こちらは環境省では絶滅危惧ⅠB、岡山県でも絶滅危惧Ⅰ類となっている、ハマビシの花。日本ではハマビシ科の植物は本種のみです。 |
▲湿地エリアに移動。園内ではなく、フェンスの外側に注目しています。さて、何があるのでしょうか。 | ▲お隣の畑の一画に、ミソハギが植えられて、大変大株になっていました。お盆のお供え花としても使われるので、このように植栽されていることも多い植物です。 |
▲池のふちにはノカンゾウが咲いていました。 | ▲池のふちの茂みの中には、今年初めてのヤチシャジンの花が咲いていました。本来はもう少し早く咲き始めるはずなのですが、梅雨頃にバッタ類に茎をかじられてしまい、花が遅れてしまいました。 |
▲湿地の木道の上から、湿地の中にある花が咲いているのを見つけました。 | ▲こちらも、今年初めてのサギソウの花。一輪だけが湿地の中央のあたりで咲いていました。 |
▲本日のお題のミソハギの花はまだ咲き始めで、ぽつりぽつりと花が咲いている状態でした。エゾミソハギのほうが少し花が早いようです。 | ▲先月、夕闇迫るなかで観察したカワラナデシコの花がまだかなり咲き残っていました。 |
▲木陰の部分から日向に出る手前で止まって話をしています。ちょうどアブラゼミがいたので上を見上げながらセミ談義中。 | ▲温室の多目的スペースに戻ってきました。みなさん汗だくになっていたので、予定より少し早かったのですが、閉会としました。来月には少し涼しくなって、秋の花ももっと咲いていると思います。 |