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重井薬用植物園
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植物園便り

2013年7月26日 定例観察会「植物園を楽しむ会(ユウスゲで夕涼みを楽しむ)」(2013.8.11)

今回は本来,7月13日(土)に予定していたのですが,開催直前に大雨警報が発令されたため,急きょ,26日へ延期して開催することにしました。13日にも雨ニモ負ケズ,36人の方が来園されました。 13日は18時過ぎの時点では雨がやんでいたので,ユウスゲは咲いていましたが,暗くなってから咲くカラスウリなどは26日のお楽しみとして,温室エリアのみを簡単に案内しました。
▲今回は本来,7月13日(土)に予定していたのですが,開催直前に大雨警報が発令されたため,急きょ,26日へ延期して開催することにしました。13日にも雨ニモ負ケズ,36人の方が来園されました。 ▲13日は18時過ぎの時点では雨がやんでいたので,ユウスゲは咲いていましたが,暗くなってから咲くカラスウリなどは26日のお楽しみとして,温室エリアのみを簡単に案内しました。
こんもりと枝を伸ばしているのは,園芸種のミヤギノハギ。ちょっと変わった種類で,初夏と秋の2回,花が咲き26日は比較的涼しく,天気にも恵まれて,無事開催できました。参加者は13日よりやや少ない29人でした。開会時はまだまだ26日は比較的涼しく,天気にも恵まれて,無事開催できました。参加者は13日よりやや少ない29人でした。開会時はまだまだ明るい状況です。 レモンイエローのユウスゲのような花が咲いていました。「昼咲きユウスゲ」と呼んでいる,園芸のホソバキスゲとユウスゲの雑種今回は倉敷昆虫館の岡本館長が,ライトトラップ(灯火採集)のデモンストレーションをしてくれました。採集装置の設営中です。
▲26日は比較的涼しく,天気にも恵まれて,無事開催できました。参加者は13日よりやや少ない29人でした。開会時はまだまだ明るい状況です。。 ▲今回は倉敷昆虫館の岡本館長が,ライトトラップ(灯火採集)のデモンストレーションをしてくれました。採集装置の設営中です。
プランターに夜の間だけ開花する植物,ツキミソウが植えてありますが,まだつぼみの状態で開いていませんでした。さて,開催時間内に開花するでしょうか? 温室エリアの金網フェンスに絡みついている,とある,ツル植物を観察中です。
▲プランターに夜の間だけ開花する植物,ツキミソウが植えてありますが,まだつぼみの状態で開いていませんでした。さて,開催時間内に開花するでしょうか? ▲温室エリアの金網フェンスに絡みついている,とある,ツル植物を観察中です。
こちらも夜にだけ開花する植物,カラスウリがフェンスに絡んでいます。こちらは少しつぼみが開きかけていました。 本日のお題の植物,マルバコウツギの観察中。普通のウツギ(卯の花)よりも花も明るいうちに,本日のメイン,ユウスゲと同じ仲間(ヘメロカリス/ワスレグサ属)の植物の観察をしました。
▲こちらも夜にだけ開花する植物,カラスウリがフェンスに絡んでいます。こちらは少しつぼみが開きかけていました。 ▲明るいうちに,本日のメイン,ユウスゲと同じ仲間(ヘメロカリス/ワスレグサ属)の植物の観察をしました。
ユウスゲと同じ仲間(属)だけれど,濃いオレンジ色の花の咲く,ノカンゾウ。ユウスゲと同じく一日花ですが,こちらは昼間も咲いています。 こちらは雄しべが花弁に変化していわゆる八重咲きになっている,ヤブカンゾウ。倉敷周辺で一番よく見かけるヘメロカリスの仲間です。
▲ユウスゲと同じ仲間(属)だけれど,濃いオレンジ色の花の咲く,ノカンゾウ。ユウスゲと同じく一日花ですが,こちらは昼間も咲いています。 ▲こちらは雄しべが花弁に変化していわゆる八重咲きになっている,ヤブカンゾウ。倉敷周辺で一番よく見かけるヘメロカリスの仲間です。
暗くなってしまう前に,急いで湿地エリアに移動します。 湿地エリアに隣接した地元のモモ園に設置されている照明について解説中。岡山ではよく見かける照明ですが,昆虫を寄せ付けにくい波長の光なのだそうです。
▲暗くなってしまう前に,急いで湿地エリアに移動します。 ▲湿地エリアに隣接した地元のモモ園に設置されている照明について解説中。岡山ではよく見かける照明ですが,昆虫を寄せ付けにくい波長の光なのだそうです。
湿地の木道から,湿地内の植物を観察します。ヌマトラノオ,オグラセンノウなどの花が終わり,やや花が少ない時期に差し掛かっていますが…。 ユウスゲや,写真のコオニユリは今が見ごろとなっています。くるんと巻いた花弁がかわいらしいユリの仲間です。
▲湿地の木道から,湿地内の植物を観察します。ヌマトラノオ,オグラセンノウなどの花が終わり,やや花が少ない時期に差し掛かっていますが…。 ▲ユウスゲや,写真のコオニユリは今が見ごろとなっています。くるんと巻いた花弁がかわいらしいユリの仲間です。
湿地の西側の観察路わきの植物の観察中。どんな花が咲いていたのでしょうか? 「やまとなでしこ」の名でも親しまれる,カワラナデシコの花が見ごろを迎えていました。
▲湿地の西側の観察路わきの植物の観察中。どんな花が咲いていたのでしょうか? ▲「やまとなでしこ」の名でも親しまれる,カワラナデシコの花が見ごろを迎えていました。
そろそろ薄暗くなってきたところで,ちょうど見ごろを迎えたユウスゲ植栽地に到着。 まだ比較的明るい時間帯ですが,ユウスゲはしっかり開花していました。明るさや温度の変化に敏感な植物らしく,夕立などがあると,3時ごろから開花し始めることもあります。
▲そろそろ薄暗くなってきたところで,ちょうど見ごろを迎えたユウスゲ植栽地に到着。 ▲まだ比較的明るい時間帯ですが,ユウスゲはしっかり開花していました。明るさや温度の変化に敏感な植物らしく,夕立などがあると,3時ごろから開花し始めることもあります。
ユウスゲの花をじっくりと観察した後は,めいめい,ユウスゲの花を採取してもらい,温室エリアに戻りました。 温室エリアに戻って,また,フェンスのカラスウリの様子を見てみました。
▲ユウスゲの花をじっくりと観察した後は,めいめい,ユウスゲの花を採取してもらい,温室エリアに戻りました。 ▲温室エリアに戻って,また,フェンスのカラスウリの様子を見てみました。
まだ周辺は明るさが残ってましたが,ちょうど西日から陰になる場所だったので,結構開花していました。レース状に裂けた花弁が広がりつつあります。 カラスウリの花を観察している間に,お湯を沸かして,ユウスゲの花をしゃぶしゃぶで試食してもらいました。
▲まだ周辺は明るさが残ってましたが,ちょうど西日から陰になる場所だったので,結構開花していました。レース状に裂けた花弁が広がりつつあります。 ▲カラスウリの花を観察している間に,お湯を沸かして,ユウスゲの花をしゃぶしゃぶで試食してもらいました。
▲ユウスゲでちょっとだけ腹ごしらえをした後は,講師を岡本 倉敷昆虫館館長にバトンタッチして,ライトトラップの解説をしていただきました。 ▲最初は小さなユスリカのような虫が集まってきていましたが,暗くなってくると,だんだんと甲虫の仲間が飛んできました。
岡本館長による,小さな昆虫を捕まえるための道具「吸虫管」の実演中。この道具を使うと,小さな虫でも潰さずに捕まえることができます。 集まってきた虫を網で捕まえようとする子供も。たくさん虫が飛び回っているので狙いが定まらないようです。
▲岡本館長による,小さな昆虫を捕まえるための道具「吸虫管」の実演中。この道具を使うと,小さな虫でも潰さずに捕まえることができます。 ▲集まってきた虫を網で捕まえようとする子供も。たくさん虫が飛び回っているので狙いが定まらないようです。
気が付くと,ツキミソウが純白の花をすっかり開花させていました。開花直後は白いのですが,明け方にしぼむ頃には赤色に変化します。 すっかり暗くなりました。子供たちは,もう少しライトトラップの前で粘ってみたそうでしたが,時間通り,閉会となりました。
▲気が付くと,ツキミソウが純白の花をすっかり開花させていました。開花直後は白いのですが,明け方にしぼむ頃には赤色に変化します。 ▲すっかり暗くなりました。子供たちは,もう少しライトトラップの前で粘ってみたそうでしたが,時間通り,閉会となりました。

 

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