ユウスゲはユリ科の多年草で、夕方に開花するところからユウスゲと呼ばれています。また、花が黄色なことからキスゲとも呼ばれています。当園は、このユウスゲの県下最大(?)の群生地となっていて、誰も居ない夜の園内でユウスゲだけが人知れず夏の夜を謳歌しています。7月中旬ごろが最盛期で、夕方5時ごろから次々に開花し、芳香を出しては虫を集めています。一晩だけの短い命で翌朝には萎れてしまいます。毎年最盛期には夕方この花を少し採取して帰り、天婦羅やお浸しにして味覚を楽しんでいます。ご希望の方には花を差し上げていますので、夕方お越し下さればいくらでも差し上げます。