病院の中にこんちゅうかん!? 倉敷昆虫館
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標本の紹介
 
 

ヤマトモンシデムシ
Nicrophorus japonicus


体長 14〜24mm

[環境省 RDBカテゴリー:準絶滅危惧]
[岡山県 RDBカテゴリー:絶滅危惧U類]

 シデムシの仲間は腐肉などに集まるものが多く、動物の死体の掃除屋の役割をしています。シデムシには前翅の黒っぽい種類が多いのですがヤマトモンシデムシは黒にオレンジ色の模様を持つ種類の一つで、全国的に少なくなっています。岡山県の南部には普通に見られた種でしたが、近年は全く発見されたという情報がありません。したがって、当館所蔵の標本は貴重なものといえるでしょう。なお、これに似たヨツボシモンシデムシは現在でも見かけます。

 

ヤマトモンシデムシ 1949年 倉敷市西坂

 
▲1949年 倉敷市西坂
 
 
【当館所蔵のその他の標本】
・1949年 倉敷市老松町

 

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