ウスイロヒョウモンモドキ
Melitaea protomedia
開長 40mm
[環境省 RDB カテゴリー:絶滅危惧IA類]
[岡山県 RDB カテゴリー:絶滅危惧T類]
片方のはねの長さが2cm前後のやや小さめのチョウです。草原性のチョウで、以前は県北部に生息地が点在していましたが、環境の悪化で絶滅が続き、現在鏡野町の限られた地域での熱心な保護活動(草刈りによる草原の維持と食草の保全)により、どうにか生息環境が維持されています。
しかしシカ害による草原の崩壊が心配されており、厳しい状況におかれています。鳥取県や兵庫県でも絶滅し、現在日本で野生の個体群が見られるのは鏡野町だけになってしまいました。(2021.2.20) |