ウスバシロチョウ Parnassius citrinarius
開長 60mm
名前や飛ぶ姿はシロチョウですが、アゲハチョウの仲間です。(最近ではウスバアゲハとも呼ばれています。)岡山県では北部に多く、南に行くほど少なく、南部平野には生息しておりません。年1回の発生で、5月上旬〜6月中旬に成虫を見ることができます。卵で越冬し、2〜3月頃孵化します。幼虫はケシ科のムラサキケマンやヤマエンゴサク等の花や葉を食べて育ちます。チョウの仲間では珍しく、繭(まゆ)を作る習性があります。
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