病院の中にこんちゅうかん!? 倉敷昆虫館
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標本の紹介
 
 

ウスバシロチョウ
Parnassius citrinarius


開長 60mm

 名前や飛ぶ姿はシロチョウですが、アゲハチョウの仲間です。(最近ではウスバアゲハとも呼ばれています。)岡山県では北部に多く、南に行くほど少なく、南部平野には生息しておりません。年1回の発生で、5月上旬〜6月中旬に成虫を見ることができます。卵で越冬し、2〜3月頃孵化します。幼虫はケシ科のムラサキケマンやヤマエンゴサク等の花や葉を食べて育ちます。チョウの仲間では珍しく、繭(まゆ)を作る習性があります。

 
ウスバシロチョウ 2001年 新見市草間  
▲2001年 新見市草間  

 
【当館所蔵のその他の標本】
・1950年 勝山町神庭(現真庭市) 
・1960年 奥津町泉山(現鏡野町)、勝山町神庭(現真庭市)
・1964年 川上村(真庭市)    
・1983年 新見市千屋
・1991年 新見市法曽       
・1994年 中和村(現真庭市) 
・2001年 新見市草間

 

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