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標本の紹介
 
 

クビアカモモブトホソカミキリ
Krarua rhopalophoroides


体長 10-11mm

 近畿(奈良、和歌山)、四国(高知)、中国(岡山、山口)、九州(福岡)、種子島、対馬に点々と飛び石状に分布しており、典型的な遺存種です。岡山県下では高梁市の臥牛山の自然林内にのみ生息していると思われていましたが、近年になって高梁市の西部や総社市北部でも記録されています。
 4〜6月ごろ出現しますが、カミキリムシでは唯一、雌だけによる単為生殖をすることで有名です。

 
クビアカモモブトホソカミキリ 1966年 高梁市臥牛山  
▲1966年 高梁市臥牛山
 

 

【当館所蔵のその他の標本】
・1971年 高梁市臥牛山  
・1972年 高梁市臥牛山 
・1973年 高梁市臥牛山  
・1975年 高梁市臥牛山
・2013年 総社市槁

 

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