キマダラカメムシ
Erthesina fullo
体長 20〜30mm
本種は、冬に部屋のカーテンや雨戸の隙間などに潜んでいる茶色のクサギカメムシを一回り大きくしたようなカメムシで、黄色の斑点模様があるのが特徴です。
このカメムシは、1770年に長崎で発見された外来種で、近年まで九州と沖縄にしか生息していなかったのですが2000年代に入ってから中国地方へ分布を広げ、2006年からは岡山県でも南部を中心に各所で目撃されるようになり(2008年、昆虫館のあるしげい病院の事務室のなかにもいました)、更には関西地方まで広がったようです。2010年には東京での生息も確認されています。
非常に早い速度で東進(北上)しているようですが、これも地球温暖化の影響でしょうか。 |