ヒョウモンモドキ
Melitaea scotosia
開長 50-60mm
[環境省 RDB カテゴリー:絶滅危惧TA類]
[岡山県 RDB カテゴリー:絶滅]
1990年代前半の中国山地と吉備高原北西部で確認されたのを最後に記録が途切れてしまい、残念ながら岡山県版RDB2020で絶滅種になってしまいました。かつては岡山県南でも何ヶ所かで記録されていました。湿地性のチョウで移動力に乏しく、開発や農地改良などで急速に生息環境が悪化したことが絶滅の原因だと考えられます。
なお中部地方亜種も絶滅し、現在日本で残っているのは広島県のごく一部の地域で、保護活動によって維持されている個体群だけです。(2021.2.20) |