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標本の紹介
 
 

ゲンゴロウ
Cybister japonicus


体長 36-39mm

[環境省 RDB カテゴリー:絶滅危惧U類]
[岡山県 RDB カテゴリー:絶滅危惧T類]

 このゲンゴロウに限らず水棲の昆虫は、一部の種を除いて非常に少なくなりました。この標本は1986年のものですが、以前にはどんな池や溝にも見かけられたごく普通の大型昆虫で、水面に尻の先を出して空気を取り込み、ユーモラスな泳ぎでもぐっていく姿が印象的でした。ガムシとともに現在では少なくなっているウシガエルの格好の餌にもなっていました。水質の悪化などによる環境の変化とともに餌となる他の昆虫や魚の減少とあいまってゲンゴロウの生息場所がなくなっていったのであろうと思われます。

 
ゲンゴロウ 雄:1986年 真庭郡中和村初和(現 真庭市) ゲンゴロウ 雌:1986年 真庭郡中和村初和(現 真庭市)
▲雄:1986年 真庭郡中和村初和(現 真庭市)
▲雌:1986年 真庭郡中和村初和(現 真庭市)

 

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