アカハネオンブバッタ
Atractomorpha sinensis
分布:(国内)南西諸島・本土ー近畿からその周辺へ
(国外)中国・韓国・台湾・ハワイ
アカハネオンブバッタは外見はオンブバッタによく似て、ぱっと見では区別が難しいバッタですが、後翅(薄く広がる方)をちらっとめくって見ると赤っぽくて幅広く、そして赤矢印のように胸の横に透けたような窓がみられます。
もともと日本では沖縄のみに生息していましたが、本土では2008年大阪府で確認され、それ以来、近畿地方を中心に徐々に拡がり、四国でも生息しています。岡山県では2020年より備前市日生町・瀬戸内市邑久町・瀬戸内市牛窓町などで見つかりました。そして2022年11月現在では岡山市南区・玉野市などでも見られるようになり、徐々に沿岸部を中心に西へと生息拡大しているようです。
オンブバッタを見つけたら、後翅をちらっと覗いて色チェックしてみるといいかもしれません。 |