スマートで触角が長く大きさも手ごろなカミキリムシは、昆虫愛好者にとってチョウにとともに人気のある虫です。岡山県内では今までに270種あまりが記録されていますが、地味な色をしているものが多く、幼虫が枯れ木を食う種類が多いことから成虫は保護色になっているのでしょう。しかし、中には色鮮やかなものや光り輝く色彩のものもあります。そのうちいくつかを以前に紹介したもの以外の県内産の標本で紹介しましょう。古い標本ですから色はかなりあせています。

▲ルリボシカミキリ　　 1973年　英田町滝山（現美作市）　[体長25mm]	▲ゴマダラカミキリ 1961年　高梁市中井方谷　[体長31ｍｍ]	▲アカアシオオアオカミキリ 2006年　津山市小田中　[体長30mm]
▲カラカネハナカミキリ　 1963年　成羽町田原（現高梁市）　[体長11mm]	▲モンクロベニカミキリ 1980年　岡山市中畝　[体長21mm]	▲イッシキキモンカミキリ 1969年　新見市長尾　[体長15mm]

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