小児科
小児科では急性上気道炎や胃腸炎のような一般的な感染症をはじめ慢性腎炎、発達障害など専門的な分野の診察も行っています。お子さんの体調や成長のことで困っていることがあれば当院の小児科医師へご相談ください。
土曜日も通常診察していますので、通園・通学中の患者さんも利用しやすくなっています。なお小児の発達障害(小児療育)に関して詳しくは、小児療育センターのホームページを御覧ください。
当院は、急性期病院との医療連携をおこなっており、必要な患者さんは紹介をさせていただき最善の医療を提供できるよう対応しています。また、予防接種・健診も行っています。予防接種は予約制ですので、お電話(086-282-5311)または総合案内の窓口でお申し込みください。
土曜日も通常診察していますので、通園・通学中の患者さんも利用しやすくなっています。なお小児の発達障害(小児療育)に関して詳しくは、小児療育センターのホームページを御覧ください。
当院は、急性期病院との医療連携をおこなっており、必要な患者さんは紹介をさせていただき最善の医療を提供できるよう対応しています。また、予防接種・健診も行っています。予防接種は予約制ですので、お電話(086-282-5311)または総合案内の窓口でお申し込みください。
学校健診で要検査との指示があったら?
要検査の通知が来ると不安になるかもしれません。しかし学校健診は早期介入を目的としたスクリーニングです。将来の子どもたちが困らないように、早いうちに病気を見つけて、病気を小さなうちに治すこと、進行させないことが目的です。検査環境や、疲れ、ストレスなどで異常値が出ることがあるため、正常なお子さんに対しても「要検査」が通知されることが多々あります。もし異常があった場合は、早めに再検査を受けることをお勧めします。
成長ホルモン製剤で低身長を治療できます
子どもにはそれぞれの個性があり、発育のパターンもそれぞれです。個性豊かな子どもの発育の中で、病院で治療ができる低身長について説明します。まずお子さんの身長が気になる方は、お子さんの成長曲線を調べてみましょう。曲線をグラフ化してみるとどのように成長してきたのか、平均値と比べたらどうなのか比較することができます。お子さんの身長の伸びが標準的な範囲(-2.0SDから+2.0SD)を大きく外れていなければ通常はあまり問題ありません。しかし、平均身長との差が大きい場合や身長の伸びが悪くなっている場合には病気が原因のこともあります。その中で、脳下垂体から分泌される成長ホルモンが不足して起こるものを“成長ホルモン分泌不全性低身長”といいます。このようなお子さんには不足しているホルモンを補ってあげることにより、身長を伸ばせます。成長ホルモンによる治療は、適切な時期に開始すれば大きな治療効果が期待できます。しかし、思春期を過ぎて骨端線が固まってしまってからでは効果は期待できません。お子さんの成長にはそれぞれ個性があります。何か当てはまっているからと言って、必ず治療が必要となるわけではありませんが、心配なことがある場合は早めに当院にご相談ください。
都窪地区の中核病院として、小児科全般の診療を行い、また2次救急にも対応し地域医療に貢献するようと日々努力していきます。
都窪地区の中核病院として、小児科全般の診療を行い、また2次救急にも対応し地域医療に貢献するようと日々努力していきます。
起立性調節障害かも、と思ったら
思春期前後の小児に多くみられ、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能失調です。人の身体は、起立すると重力によって血液が下半身に貯留し、静脈を経て心臓へ戻る血液量が減少し血圧が低下するので、これを防ぐために自律神経系の一つである交感神経が興奮して下半身の血管を収縮させ、心臓へ戻る血液量を増やし、血圧を維持します。しかし、自律神経の機能が低下した結果、このメカニズムが働かず、血圧が低下し脳血流が減少するため多彩な症状が現れます。
起立性調節障害でみられる身体症状として、以下があげられます。
(日本小児心身医学会 編:小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン より)
これらの項目のうち3つ以上当てはまる、あるいは2つであっても症状が強いなどの場合、起立性調節障害の可能性がございます。
もし起立性調節障害と疑われる場合、当院にて診療が可能です。なお、診療の対象年齢は、中学3年生までとさせていただきます。
起立性調節障害でみられる身体症状として、以下があげられます。
- 立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい
- 立っていると気持ちが悪くなる。ひどくなると倒れる
- 入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる
- 少し動くと動悸あるいは息切れがする
- 朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
- 顔色が青白い
- 食欲不振
- 臍疝痛(せいさいせんつう)へその周囲の痛みをときどき訴える
- 倦怠あるいは疲れやすい
- 頭痛
- 乗り物に酔いやすい
(日本小児心身医学会 編:小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン より)
これらの項目のうち3つ以上当てはまる、あるいは2つであっても症状が強いなどの場合、起立性調節障害の可能性がございます。
もし起立性調節障害と疑われる場合、当院にて診療が可能です。なお、診療の対象年齢は、中学3年生までとさせていただきます。
小児療育にも対応しています
常勤医師、非常勤医師、心理士、言語聴覚士、作業療法士の体制で診療を行っています。
詳しくは小児療育センターをご覧ください。
詳しくは小児療育センターをご覧ください。
施設認定
- 日本小児科学会専門医研修認定施設