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診療科・部門

入院棟 4階病棟


入院棟4階病棟

入院棟4階は、外科・内科・小児科で38床の7:1の一般病棟です。

業務内容

外科は、岡山大学病院など高度急性期病院からの紹介患者さんをお受けしています。主に、食道がんの術前・術後化学療法、放射線療法、緩和治療を目的に入院されています。治療の副作用に対するアセスメントを充分に行い、薬剤師や栄養士とも協働し介入しています。術後の創傷治癒遅延の患者さんもおられ、適切に創傷管理を行い早期治癒に努めています。また、手術後の経過で栄養状態低下や体力低下をきたしている患者さんもおられます。薬剤師、栄養士のほかに、リハビリやMSW(医療ソーシャルワーカー)と医療チームで早期に介入し適宜カンファレンスを行いながら、最善の状態で在宅へ移行できるように努めています。
岡山大学病院とは、月に1回の看看連携を行っており、転院後の患者さんの状態報告や転院受け入れの検討も行っています。これにより、患者さんの情報を共有し、早期に医療チームでの介入が行えるようになっています。

内科は、腎臓病、肝・胆・膵臓疾患など専門的な治療を必要とする患者さんや、肺炎や心不全の患者さんなど多岐に渡ります。かかりつけ医からの紹介や老健など施設入所の患者さんなど、早期に治癒に向かうよう医療チームで介入し、在宅や施設へ戻れるよう取り組んでいます。慢性腎不全の患者さんでは、アクセス手術やトラブル時の緊急PTA(経皮的血管拡張術)などにも対応しています。長期留置カテーテル挿入後の患者さんに対しては、在宅での処置が確実に行えるように指導をしています。

小児科は、感染性胃腸炎、呼吸器感染症、喘息、川崎病、ネフローゼ症候群の子供さんの入院の受け入れを行っています。また、低身長の成長ホルモン検査や起立性調節障害検査のための入院も行っています。かかりつけ医から、休日や夜間の紹介もあり対応しています。状態の変化などに早急に対応し、症状緩和に努めています。また、子供さんに付き添う家族に対しても、不安なく入院生活を送れるよう関りを持つようにしています。

看護学校からは、年間を通して小児科看護実習生の受け入れをしています。

特徴

チームワークや協力体制の構築をし、患者さんのニーズに対してタイムリーに対応しています。教育面では、先輩ナースと共にケアや処置を行うことにより、計画的、継続的に指導が行えています。当病棟に入院される患者さんすべてに対し、安全で質の高い看護が提供できるよう日々努力しています。
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